吉野家は9日、ボディーメーク事業を展開するライザップと共同開発した新メニュー「ライザップ牛サラダ」(=写真、540円、税込み)を販売開始した。ライザップが外食企業とコラボレーションを実施するのは初めて。

同メニューはライザップが提唱するメソッドにのっとった「高タンパク、低糖質」設計で、ご飯の代わりにキャベツ、レタスを敷き詰め、和風ドレッシングを添えて提供する。具材は、牛丼並盛約3分の1量の肉、スチームした鶏モモ肉、ミックスビーンズ、ゆでたブロッコリー、半熟卵で構成され、タンパク質をバランスよく摂取できる。

1食300g超でボリューム感があり、1日に必要な野菜量の約3分の1が摂取可能。1食当たりは約430kcal、糖質は12.2g(推定)。

8日に行われた新商品発表会で、吉野家の伊東正明常務取締役は「糖質を気にして最近は吉野家の利用をひかえている、というお客さまを呼び戻したい。健康を意識する方にも、安心して毎日食べていただける」と、語った。

また、同メニューはテークアウトも可能で、「吉野家は利用しづらい、という女性客の掘り起こしにもつなげたい」(伊東常務取締役)としている。

同社では3月、「より広く、より日常的に牛丼を楽しんでもらう」をキーワードに、「牛丼 小盛」を発売し好調だ。

伊東常務は、「『少量なら食べたい』というお客さまが予想以上に多く、ニーズが多様化しているのを感じる。ライザップ牛サラダも期待できる。主力商品の一角を担うまでになってほしい」とした。

◇日本食糧新聞の2019年5月15日号の記事を転載しました。