豚ロースステーキがキウイソースで簡単やわらかジューシーに!【レシピ付き】
愛知在住フードライターの瀬山野まりです。キウイといえばグリーンとゴールドの2種類ありますが、グリーンキウイは酸っぱくて食べにくい、という方も見かけます。しかしグリーンキウイはその酸味からおかずにも合わせやすい果物なのです。さらにたんぱく質分解酵素によってお肉をやわらかくしてくれる効果もあるという優れもの。今回は豚ロース肉のステーキ、キウイソースのレシピやキウイの栄養などをご紹介します。
ジューシー豚ロースステーキの作り方
やわらかい豚肉と甘酸っぱいキウイソースが絶妙! オイスターソースのコクもフルーティなキウイと相性ばっちりです。
【材料】(1人分)
キウイ 1個
豚ロース 1枚
オイスターソース 小さじ1
酒 大さじ1
オリーブオイル 適量
【作り方】
1.豚ロース肉の白身と赤身の境に包丁で切り込みを入れ、全体をフォークで刺す。
フォークで刺す場所は両面にまんべんなくしてください。
2.キウイは皮を剥いて粗微塵にする。
3.豚ロース肉とキウイをポリエチレンの袋に入れて揉み込み15分置く。
キウイはしっかりと揉み込んでください。
4.フライパンにオリーブオイルを入れ加熱し、豚ロース肉を焼く。
5.豚ロース肉が焼けたら皿によけ、豚ロース肉を漬けたキウイとオイスターソース、酒を軽く煮込んでソースを作り完成。
<ポイント>
使うキウイはグリーンキウイにしてください。ゴールドキウイではありません。長時間漬けておくと柔らかくなりすぎる可能性があるので気を付けてください。
なぜグリーンキウイで肉がやわらかくなるの?
グリーンキウイにはたんぱく質分解酵素のアクチニジンという成分が多く含まれています。肉や魚を食べるときに一緒に食べておくと消化吸収を助けてくれるもので、その性質が肉を柔らかくしてくれるのです。アクチニジンはゴールドキウイよりグリーンキウイの方が含有量が高い成分ですので、肉を柔らかくする場合はグリーンキウイを使用してください。
グリーンキウイは食物繊維を多く含み、バナナの2倍以上になります。グリーンキウイよりも甘さがつよいゴールドキウイは、グリーンキウイよりも食物繊維は少ないですが、ビタミンCは豊富で、レモンの約1.5倍以上です。グリーンキウイとゴールドキウイに味や栄養の違いはありますが、どちらも栄養価の高い果物といえます。
グリーンキウイは酸味が強いのでそのままだと食べにくいという方もいらっしゃるかもしれません。しかし酸味が強いことでサラダやおかずにも合わせやすく、食事に取り入れやすいメリットがあります。
トマトとモッツァレラチーズのカプレーゼにキウイの輪切りを加えるなど、既存のレシピに加えるだけのアレンジも簡単でおすすめです。
<お知らせ>
現在、東海ラジオ「タクマ・神野のど~ゆ~ふ~」(平日午前9時から正午放送)内の「教えてど~ゆ~ふ~」(月曜午前10時~)というコーナーに出演し、食をテーマにしたお話をさせていただいております。とても楽しい番組なのでよかったらぜひご視聴ください。
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