こんにちは!食生活指導士の桑原田陽子です。今回は、2019年フードトレンド予測で名前が挙がったラタトゥイユと、ラタトゥイユを子どもと一緒に楽しめる料理にアレンジしたレシピを2品ご紹介します!
新年度が始まり、少し疲れが出始める人いるこの時期に、疲労回復に効果的とされるトマトや、神経を鎮めてストレス解消効果もあると言われている玉ねぎをたっぷりと使用したラタトゥイユを食卓に並べてみるのはいかがでしょうか?

『レミーのおいしいレストラン』風ラタトゥイユをアレンジ!

“ラタトゥイユ”とインターネットで検索すると、映画『レミーのおいしいレストラン』風に作ったラタトゥイユの写真や動画をよく目にします。今回は、それを、さらに子どもが喜ぶ味付けにアレンジしたレシピでご紹介したいと思います。

見た目にも華やかなので、子どもを大勢呼んでのパーティー料理としてもおすすめです!

【材料】(子ども5人分)
ズッキーニ 1/2本
トマト(小さめ)3つ
長なす 1/2本
玉ねぎ 1/2玉
かぼちゃ 100g
トマト缶(カットダイストマト)200g
てんさい糖 小さじ1
コンソメ顆粒 2g
みりん 大さじ1/2
ケチャップ 大さじ1/2
米油 小さじ1

【作り方】
1.玉ねぎをみじん切りに、皮を剥いたかぼちゃを、大人の一口大の大きさに切り分ける。ズッキーニと長なすを薄めの輪切りに、トマトを薄切りにする。
2.シリコンスチーマーに、(1)のかぼちゃ、てんさい糖を入れ、かぼちゃの半分が浸るまで水を加えて、電子レンジ500Wで4分間加熱する。加熱したかぼちゃをスプーン等で潰す。

3.米油をひいた鍋を弱火で熱し、(1)でみじん切りにした玉ねぎを透き通るまで炒める。

4.(3)に(2)とトマト缶、コンソメ、みりん、ケチャップを加えて軽くかき混ぜたら、蓋をして、中火で6分間加熱する。

5.グリル対応の皿に(4)を流し入れ、(1)のズッキーニと長なすとトマトを順番に写真のように並べる。

6.魚焼きグリルで軽く焦げ目が付くまで焼いたら完成。

親子で楽しむラタトゥイユオムライス

大きめにカットされた野菜は苦手という小さなお子さんには、ラタトゥイユオムライスがおすすめです! 野菜を細かく刻み、チーズも加えたオムライスはお箸が進むこと間違いありません! ぜひお試しください。

【材料】(子ども2人分)
ご飯 150g
ラタトゥイユ 1/2カップ
卵 1個
昆布出汁顆粒 小さじ1/4
「1才からのチーズ」(雪印メグミルク)1枚
米油 小さじ1

【作り方】
1.最初にご紹介したラタトゥイユの上にのせている野菜をみじん切りにする。
2.米油をひいたフライパンを弱火にかけて、ご飯を軽く炒める。(1)と残りのラタトゥイユ、昆布出汁顆粒を入れて汁気を飛ばすように炒める。

3.お皿に(2)を盛り付けて、「1才からのチーズ」1/2枚をのせる。(大人用を作る場合は、「とろけるチーズ」を使用してもおいしいですよ!)

4.(3)に焼きたての卵の薄焼き(1人分、卵1/2個で作る)をのせて完成。

子どもが大好きなホワイトソースを使用したラタトゥイユドリアで家族みんな笑顔に

子どもが大好きなホワイトソースと、お肉を加えてリメイクしたラタトゥイユソースを使用したドリアは家族みんなが大満足の一品となりますよ!

【材料】(子ども2人分)
ラタトゥイユ 1/3カップ
鶏もも肉 50g
水 25ml
味噌 小さじ1/6
「1才からのチーズ」1/2枚

<ホワイトソース>
バター 大さじ1/3
小麦粉 大さじ1
牛乳 100ml

【作り方】
1.最初にご紹介したラタトゥイユの上にのせている野菜をみじん切りにする。
2.鍋に、(1)と残りのラタトゥイユ、鶏肉、水、味噌を入れて、中火で加熱する。鶏肉に火が通ったら、引き上げる。

3.<ホワイトソース>を作る。バターと小麦粉を耐熱皿に入れ、ラップを軽くかけたら、電子レンジ500Wで1分30秒間加熱する。電子レンジから取り出したら、泡だて器でかき混ぜる。そこに、牛乳を加えて軽くラップをかけたら、再度、電子レンジ500Wで5分間加熱する。加熱後は、泡立て器でかき混ぜる。

もしも2回の加熱でまだ液体状であれば、さらに数秒間電子レンジで加熱をしてください。

4.お皿にご飯をよそい、その上に、(3)、(2)の順番に盛り付けていく。最後に「1才からのチーズ」を千切りながらまんべんなく散らして、チーズが溶けるまで、電子レンジで加熱をしたら完成。

大人用には、とろけるチーズを使用するのがおすすめです!

ラタトゥイユは、冷凍可能な常備菜でもありますので、少し多めに作って、小分け冷凍をしておくことで、忙しい平日にでも簡単にリメイク料理を作ることができます。働くママおすすめのラタトゥイユリメイク料理、ぜひお試しください!