老舗ベーカリーのドンクは1月23日、ロック・フィールドが全国主要都市で展開する「RF1(アール・エフ・ワン)」ブランドとコラボレートした「ドンク&RF1 高岳店」を名古屋市東区にオープンした。両ブランドのコラボ店舗は昨年10月にオープンした代々木店(東京)に次ぐ2店舗目。まだ名古屋ではなじみのないグローサラント型店舗であり、業界内からも動向が注目されている。

同店は“毎日のパンとサラダ”をコンセプトに掲げ、ドンクの看板商品であるフランスパンや食事パンをはじめとする数多くの商品に加え、RF1の本格的で新鮮なサラダ・フライ・惣菜を販売する。

ベーカリーでは、サラダや惣菜と一緒に気軽に食事パンを選んでもらえるよう、パンの量り売りを実施。ドンク定番のカンパーニュに加え、同店でしか楽しむことのできないオリジナルの4種類も用意する。客の好みの厚さ、枚数で量り売りを実施することで必要な分だけ購入でき、手軽に試せるのも特徴だ。

グローサラント型の同店は、売場で販売する食材を使用し、併設された飲食スペースで出来たての食事を提供する。店内で食べられるパンと、サラダを組み合わせたこだわりのメニューについては、使用しているパンやサラダ・惣菜などの食材を売場で購入でき、家庭に持ち帰り再現することができる仕組みになっている。

◇日本食糧新聞の2019年2月1日号の記事を転載しました。