キユーピーは今春、創業100周年を記念したマヨネーズタイプ調味料を地域・数量限定で発売する。各地方ならではの魅力で地元食材を楽しめるマヨネーズタイプ調味料で、3月1日から順次展開。北海道、東北、関東・甲信越、東海・北陸、関西、中国・四国、九州・沖縄の7エリアを象徴する料理や食材との相性を追求し、各エリアの同社従業員と商品開発部門、研究開発部門がプロジェクトを結成して考案した。

同社では長年、マヨネーズと他の調味料を掛け合わせたオリジナルレシピを提案。同社調べによると、醤油やドレッシングなど他の調味料と混ぜて利用する割合が約半数を占めており、調味料との掛け合わせを工夫していることがうかがえるという。

今回発売する記念商品はさまざまな食材と相性が良いマヨネーズの特性を楽しんでもらうため、地元に根付いた味覚設計を採用した。

記念商品は全7品で、3月1日から「関東を味わう てりやきソース&マヨ」(関東・甲信越エリア)、「関西を味わう だしソース&マヨ 関西」(関西エリア)、「九州を味わう 柚子こしょう&マヨ 九州・沖縄」(九州・沖縄エリア)を、4月19日から「北海道を味わう バター醤油ソース&マヨ 北海道」(北海道エリア)、「東北を味わう 魚介醤油だれ&マヨ」(東北エリア)、「東海を味わう 手羽先だれ&マヨ」(東海・北陸エリア)、「瀬戸内を味わう 牡蠣油&マヨ」(中国・四国エリア)の4品をそれぞれ発売。

いずれも温野菜や魚介類、唐揚げやお好み焼きなど各エリアに根差したメニューと相性抜群で、全品205g税抜き280円。

同社ではマヨネーズを通じて地元食材・料理の魅力を伝える「地元×マヨ プロジェクト」を展開中。多くの食材の魅力を高める万能調味料としてマヨネーズの特性を啓蒙(けいもう)しており、同品ではこれらを手軽に楽しむことができる。

◇日本食糧新聞の2019年1月23日号の記事を転載しました。