管理栄養士おすすめ!味噌玉を好きな具で作ろう
管理栄養士の矢崎海里です。寒い冬に無性に飲みたくなるお味噌汁ですが、ちょっとの分量を作るのって面倒ですよね。今回は冷凍保存ができて、お湯を注ぐだけで1人分のお味噌汁ができる、「味噌玉」をご紹介します。お子さんと一緒に、好きな具を丸めて作り置きをしましょう。
味噌玉の作り方
【材料】(約5杯分)
だし入り味噌 60g
お好きな具 お好みで
【作り方】
1.味噌は1杯につき、小さじ2杯程度を丸める。
※お椀の大きさなどで味噌の量を調節してください。
2.好きな具をトッピングし、ラップでくるむ。
3.冷凍庫で保存する。
※丸めるのが面倒な方は製氷皿を活用すると手も汚れずおすすめです。
4.食べるときは、お椀に味噌玉を1つ入れ、お湯を注ぎ完成。
だしの入っていない味噌を使う場合は、顆粒の和風だしなどを少し加えてください。
味噌玉の具一例
今回はベースの味噌に長葱を加えて作りましたが、乾燥わかめ、ほうれん草などもおすすめです。スーパーにはそのまま入れるだけで味噌汁の具になる乾燥野菜などもたくさん売っているので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
お麩、とろろ昆布、あおさなどの乾物の他、おろし生姜や七味、ごまもおすすめです。
写真のようにかわいくデコレーション。お子さんと一緒にいろいろな種類を作ってみてはいかがでしょう。また、飲むときに選ぶ楽しさもあります。
冷凍保存の目安は2週間です。朝忙しいときにお湯を注ぐだけでさっとお味噌汁ができ、鍋を洗う手間もありません。また、冷凍庫から出してお湯に入れることで、少しぬるくなってちょうど飲み頃の温度に。
職場にお弁当とともに持って行って、お湯を注いで温かいお味噌汁ランチもいいですね。
一日一杯お味噌汁を飲もう
味噌は古くから日本人に愛されてきた調味料です。味噌は塩分が高いイメージもありますが、近年味噌の持つ栄養価や効能が多数発見されています。
例えば味噌には、がんや生活習慣病のリスクを下げる、老化防止、血圧低下作用などがあることが、研究により明らかになりました。その他、味噌の原料である大豆の働きにより、コレステロール抑制作用なども注目されています。
中でも注目したいのが、「毎日味噌汁を飲んでいると乳がんになりにくい」という研究報告。味噌汁を多く飲んでいる人の方が乳がんになりにくいという、興味深い結果が挙がっています。
参考サイト:
みその効用 みそ健康づくり委員会/ 味噌の公式サイト
手軽で簡単、健康にもいい味噌汁。楽しく作って、おいしく飲める味噌玉をおうちの冷凍庫にストックしてみてはいかがでしょうか。
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