食パンに「チョコふりかけ」をたっぷり♪ オランダの甘~い朝食
みなさん、こんにちは。オランダの白神です。冬休みに入りましたが、お休みでもお休みじゃなくても忙しい朝の時間。特に朝食時は、常に時間との戦いではありませんか。そんな時は、オランダ風の朝ごはんで、ちょっと楽をしちゃいましょ! 今回は、オランダの冬の暗い朝なので、写真もちょっと暗めです。
オランダでも忙しい朝の食事は簡単に食パンで!
さて、オランダの朝ごはん。何を食べていると思いますか?
パン?それともシリアル?どちらも正解です。その他、ポリッジ(オートミールを牛乳で煮たもの)も人気の朝ごはんです。
パンといっても、菓子パンや調理パンではなく食パンです。ただこの食パンは、白パンではなく押し麦などのついたブラウンブレッドが主流です。
ハード系のパンとは、ちょっと違います。オランダやドイツ、さらに北欧を旅するとよく見かける色の濃いパンです。ダーク系のパンは、精製された小麦粉よりもビタミン類が多く残っている全粒粉などを使用しているため、栄養面で良質のパンとして認識されており、食卓にひんぱんに登場します。
そしてこのパンには、ジャムやチーズなど定番の具をのせて食べます。オランダにはなんと「パンのふりかけ」なるものが存在します。今回はこのパンにつける「ふりかけ」をご紹介。
パンのふりかけとは
オランダの子供達が大好きなパンのふりかけは「Hagelslag(ハーゲルスラッグ)」と呼ばれます。Hagelは「アラレ/ひょう」、slagが「降る」という意味です。
オランダの家庭を訪問すると、ほぼすべての家庭にあるといっても過言ではないこの商品。子供はもとより、大人も大好きです。甘いものに年齢は関係ないですね。
このふりかけは、基本がチョコレートチップです。日本だと、製菓材料として売られているあの商品と思ってください。イメージ的にはチョコスプレーをパンに振りかける感じです。
オランダのふりかけの場合、チョコレートの種類が「ピュア」「ミルクチョコ―レート」「ホワイトチョコレート」の3種類。これに「Vruchten hagel」と呼ばれる、フルーツ味の砂糖のふりかけも加わります。Vruchtは「くだもの」という意味です。
これらを、バターを塗ったパンにシャカシャカと振りかけるだけ。「えー!チョコレートや砂糖の塊を朝から?」と驚かれるかもしれませんが、よーく考えたらチョコレートパンやジャムパンと同じですよね?
パンのふりかけの作り方
板チョコで簡単に「ふりかけ」を手作りできます。
作り方は、板チョコを大根おろしやスライサーでおろすだけです。スライス具合はお好みで、好きな大きさや形にして「お好みのふりかけ」を作ってみてくださいね。
<ポイント>
手作りのチョコふりかけは、非常に溶けやすいです。チョコレートの形を残して食べたいのか、それとも溶けた状態で食べたいのかを想像して振りかけてくださいね。
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