スターバックスコーヒージャパンは大阪上陸20周年を記念して、地域への感謝を込めた大阪限定商品「大阪めっちゃ抹茶ラテ」などを12~21日に発売。国内約1400店舗を展開するスターバックスはどの店でも共通のレシピで同じ品質の商品を提供するが、今回は大阪出店20周年を記念して、府内店舗からアイデアを募り、大阪限定商品を完成させた。同店で地名付きメニューを発売するのは今回が初めて。

スターバックスは1998年に西日本1号店「梅田HEPFIVE店」をオープン以降、大阪府内で105店舗を展開している。20周年を記念して府内の店舗から“おもろい”をテーマに20周年限定ドリンクのアイデアを募集し、アルビ住道店が考案したレシピをベースに、「大阪めっちゃ抹茶フラペチーノ」「大阪めっちゃ抹茶ラテ(ホット・アイス)」を開発した。

スペシャルドリンクは大阪府堺市が千利休の生誕の地であることにちなみ、抹茶をふんだんに使った抹茶フレーバーのフラペチーノとラテで、その上にホイップクリーム、キャラメルソース、チョコレートソース、抹茶パウダーをトピッグして「あれもこれも楽しんでいただきたい!」という、大阪ならではのサービス精神旺盛な気持ちを表現した。

すでに抹茶味のフラペチーノとラテの定番メニューもあるが、今回の限定メニューはそれらの1.5倍以上の量の抹茶パウダーを使用した濃厚さと豊富なトッピングが特徴。

さらに、フラペチーノは抹茶とバニラの2層に分かれており、それぞれ単体と混ぜた3通りの味が楽しめる。また、定番メニューの抹茶ティーラテで要望が高いが提供してこなかったアイスを、今回の「大阪めっちゃ抹茶ラテ」では注文後にシェーカーを振って1杯ずつ仕上げて提供する。

いずれもThanks weekの10日間限定、府内限定で販売する。ほかにも、同期間は各店舗で考案した店内活動や、各スタッフがそれぞれにメッセージを記した黄色いTシャツを着て地域への感謝の気持ちを伝える。

◇日本食糧新聞の2018年11月14日号の記事を転載しました。