こんにちは、おしゃレシピライター・大木みどりです。今回は電子レンジとフライパンを使って簡単に作れる大学芋のレシピをご紹介します。
この季節に食べたくなる、甘くておいしい人気のおやつといえば「大学芋」。普通の大学芋もおいしいけれど、今回ご紹介するレシピは見た目がかわいい“にこちゃん”大学芋です。さつまいもは茹でずにレンジで加熱し、少ない油で揚げ焼きにするので、フライパンで簡単に作れますよ。外はカリカリ、中はもちもち、くせになる食感です。おもわずにっこりしてしまいますよ♪

レンジとフライパンを使った簡単レシピ

大学芋って、実はなかなか手間のかかる料理。カリカリに仕上げるために、揚げ油の温度を調整したり、二度揚げしたり…。タレを作るのも、絶妙な火加減が必要だったりします。

でも、今回ご紹介する「にこにこ大学芋」のレシピには、そんな難しい手間は必要ありません。簡単に作れて、かわいくておいしいので、忙しいママにもおすすめです。

ではさっそく、「にこにこ大学芋」のレシピをご紹介します。

【材料】
さつまいも 小2本
牛乳 大さじ4
片栗粉 大さじ2

◆たれ
はちみつ 大さじ3
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
黒ごま 適量

【作り方】

  1. さつまいもの皮をむき、一口サイズに切り、10分水につける。
  2. 水をきり、ラップをかけて電子レンジ(500W)で10分程度、やわらかくなるまで加熱する。
  3. なめらかになるように潰し、片栗粉、牛乳を加えて混ぜ合わせる。
  4. 直径4~5cm程度、厚さ7mm程度の大きさの丸い形に整え、箸や爪楊枝を使って顔の形をつくる。
    ※さつまいもの種類や状態により、成形しづらい場合があります。その時は、牛乳の量で調節してください。
  5. フライパンの1/3程度に油を入れて170度に温め、(4)を入れる。表面が色づいて、カリッとしたら油からあげる。

さつまいもを包丁で切ると、すぐ黒っぽく変色してしまいますよね。水にさらすことで、その変色を防いでくれますよ。

さつまいもは、茹でずにレンジで簡単加熱! レンジの加熱時間は、ご自宅のレンジに合わせて調節してくださいね。

成形しやすいちょうどよい固さになるように、牛乳の量で調節してみてください。

まずはこんな感じで、丸く成形して……

「か、かわいいっ!!」

とっておきのにこにこ顔を作りましょう♪ この時、裏側まで箸や爪楊枝を通してしまうと形が崩れやすいので、表面だけに穴を開けましょう。

フライパンの油の中でじゅわ〜っと、カリッと揚げてくださいね。

たれの材料をひと煮立ち。はちみつを使えば簡単に人気の味を作れます。

カリカリ、もちもち、簡単に作れる秘密は一体なに?

このレシピのおいしさポイントは、外はカリカリ、中はもちもちの食感が楽しめて、簡単に作れることです。人気のもちもち食感の秘密は“片栗粉”です。片栗粉には、ペースト状にしたさつまいもの“つなぎ”の役割だけではなく、もちもち食感を作ってくれる力もあるんです。

最初にさつまいもにレンジで火を通しておくことも、簡単に作れる大事なポイント! 少ない油&短い時間で外側をカリカリにすることができます。

そして今回たれを作るのに使った材料は「はちみつ」です。砂糖や水から作るレシピもありますが、これが結構難しいんです。はちみつなら、スーパーやコンビニでも手に入りますし、お手軽にコクのある、お子さんにも人気のとろ〜りたれが作れますよ。

お弁当に入れたり、アイスクリームにのせたり、アレンジも自由自在♪

今回ご紹介した「にこにこ大学芋」なら、お弁当に入れたり、アイスクリームに乗せてもとってもかわいい! いろいろなオリジナルのアレンジを楽しんでみるのも楽しそうですね♪

ところでみなさんは、大学芋っておやつですか? おかずですか?

私、大木みどりの実家では、大学芋は「ごはんのおかず」でした。まさか世間一般ではおやつとして扱われているなんて……。ごはんとの相性もとっても良いので、興味がある方はぜひ試してみてくださいね。

普段の大学芋にひと手間加えるだけで、かわいくおいしく作れるこちらのレシピ、お子さんも絶対に「にこにこ」と喜んでくれるでしょう。ぜひ作ってみてくださいね。