糖質オフの寿司がスーパーに、野菜やコンニャクを活用
ヤオコーは9月27日、イトーヨーカ堂が撤退した商業施設「ニューコースト新浦安」(千葉県浦安市)の1階に新浦安店を開設した。健康配慮をコンセプトとする寿司の新カテゴリー「未来のカタチ」を導入、糖質をカットした握り寿司や丼を商品化した。
シャリに十六穀米とコンニャクをブレンドすることで糖質を約25%カットした。既存の海鮮寿司とは異なり、野菜やローストビーフを使ったメニューが中心となっている。
ローストビーフは精肉部門の商品を、アボカドは青果部門が調達したものを使う。これらを使用した丼とカリフォルニアロールのセットで本体価格598円と設定する。
また、ローストビーフの握り寿司(598円)にはウニをトッピング、健康志向だけでなく、ごちそうメニューに仕上げた。5貫入りの野菜寿司(498円)は、長芋とマグロ、カブとタイなど、一貫ごとに浅漬けした野菜と相性のいい魚介を組み合わせている。
管理温度が通常の寿司と異なるため、既存店への導入には対応するショーケースの設置が必要になる。当面はメニュー内容や作業工程の検証を進める。
◇日本食糧新聞の2018年10月17日号の記事を転載しました。
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