東京・銀座駅直結の新スポット「ヒューリックスクエア東京」に、レストラン「KIKKOMAN LIVE KITCHEN TOKYO(キッコーマン ライブキッチン東京)」が11月1日にオープンする。キッコーマンが「食文化の国際交流を体感できるレストラン」を目指してプロデュースした、新しいスタイルの完全予約制レストランだ。

世界の食を融合した新しいコース料理

国内外で活躍する異なるジャンルのシェフ2~3人が月替わりでコラボし、和食、フレンチ、イタリアン、中華料理、エスニック料理など、世界の食を融合した新しいコース料理を提供する。また、店内にはキッチンステージが設けられ、シェフの調理実演やトークなどの“料理ライブ”を楽しみながら、料理を味わえるという、新感覚のレストランだ。

オープン第一弾の11月1日~12月7日は“京都の食材を”テーマに、京料理・懐石料理の老舗料亭「菊乃井」の村田吉弘氏、独創的なフランス料理の名店「オテル・ドゥ・ミクニ」の三國清三氏、体に優しい中国料理で名高い「Wakiya一笑美茶樓・Turandot」の脇屋友詞氏という3人の巨匠シェフがメニューを担当。

各シェフが担当する料理のコンセプトは、「菊乃井ではやれない、一歩先の新しい京料理を表現した」(村田氏)、「ひと言でいうと“フランス料理の王道”」(三國氏)、「中国料理ならではの乾貨(乾物)のおいしさを織り交ぜた。二人の料理の邪魔をせず、それでいて主張のある料理にした」(脇屋氏)という。

3人のシェフが「利益外視で、売価ギリギリの原価で考案した自慢のメニュー」と胸を張るお得でぜいたく過ぎるコース料理というわけだが、そのメニューは次の通り。

※コースは1種類のみ。価格は1人1万2,000円(税込、サービス料10%別途、飲料代別途)。

前菜:三巨匠の宝箱(「秋の木の子とザクロの白和え」/村田シェフ、「フォアグラのムース」/三國シェフ、「トマトと叉焼とクラゲ」「蒸し鶏 葱ソース」/脇屋シェフ)

スープ:フカひれの元気の出るスープ/脇屋シェフ

刺身:鯛の昆布〆 三種の醤油/村田シェフ

魚料理:京野菜と伊勢えびのビスク風/村田シェフ

肉料理:ヒレステーキ トリュフソース 5種の京野菜を添えて/三國シェフ

ご飯:うなぎの飯蒸し、赤だし/村田シェフ

・デザート、コーヒーまたは紅茶

また、12月10日~12月26日の期間は、「クイーン・アリス」の石鍋裕氏と「うかい」グループの紺野俊也氏が、「三重の食材」を生かしたコース料理(1人1万5,000円)を提供する。

巨匠たちがジャンルを超えてタッグを組み、その料理がコースで一気に楽しめるという、何とも魅力的なレストランは、2年間の期間限定営業予定。

【店DATA】
店名:KIKKOMAN LIVE KITCHEN TOKYO(キッコーマン ライブキッチン東京)
所在地:東京都千代田区有楽町2-2-3 ヒューリックスクエア東京B1階
営業時間:レストラン/18:30~22:30(完全予約制)、※料理ライブ/19:00スタート(約2時間)、スーベニアショップ/11:00~21:30、カフェ&バー11:00~22:30
定休日:日曜
予約方法:専用サイトにてご予約
客席数:70席