BIO料理研究家の倉岡生夏です。毎日のお弁当づくりで理想なのは、忙しい朝に時短で作れるおかずですよね。食べ盛りの中学生、そして旦那さんのお弁当にもできる朝の15分でつくれる時短、ボリュームスタミナ弁当とは?

時短でおかずをつくるコツ、三箇条

以前のお弁当の記事はこちら
毎日のお弁当づくりでよくある3つのお悩みを解決するコツ

時短でおかずをつくるコツは3つあります。

<1>包丁はなるべく使わない
朝から細かく野菜を切らなければならないおかず作りは、手間と時間がかかります。

<2>1つのフライパンで作る
フライパンやお鍋などを多用してしまうと洗い物も大変。炒める、焼くなどの工程は順番を決めてパパッと1つのフライパンで。

<3>調味料をたくさん使わない
味付けに、醤油に、みりん、おさけ、生姜もいれて、、などをやっていると時間がかかるので調味料もシンプルに。

この三箇条を踏まえておかずをつくります!

ボリューム満点しょうが焼き弁当

食べ盛りのお子さんにぴったり。お弁当を2人分や、中には3人分など作ってるお母さん多いですよね。そこで2人分のおかずを目安にレシピをつくりました。時短で2人分作れたら最高ですよね?

<材料>

・しょうが焼き
豚バラ 200g
玉ねぎ (入れてもいれなくてもよい) 1/4個
焼肉のタレ(下味) 小さじ2

・にんじんバター炒め
にんじん  1/2本
お好みでコーンやツナ
バター、塩胡椒

・ピーマンのおかか和え
ピーマン 2個
ポン酢 小さじ2
おかか 適量 (1〜2g)

・グリル野菜
かぼちゃ  適量
パプリカやサツマイモ、きのこなどおうちにある野菜で。

では、作っていきます!手順が重要です

1. はじめにしょうが焼きの豚バラ肉に下味をつけます。

ここで大事なのが、焼肉のタレを使うことです。しょうが焼きはお酒やしょうが・しょう油などをいれますが、焼肉のタレにはにんにくやその他の調味料もバランスよくはいっているので、タレを使うことで時短に!

焼肉のタレ小さじ2をお肉にかけて下味準備。

2. ここで、野菜をカット。しょうが焼きに玉ねぎをいれる場合、玉ねぎも切ります。ピーマン2つを千切りし、にんじんはピーラーで皮をむくように切ります。グリル野菜もカット。

3. フライパンでまずはグリル野菜から焼きます。お好みの油をひき塩胡椒で味付け!

4. その間にピーマンとおかか・ポン酢をお皿に入れてラップをします。電子レンジにいれて600wで1分ほど加熱します。

5.(3)の続きで、フライパンのグリル野菜が焼けたらバターを引いてにんじんを炒めます。コーンなどを入れてもよいです。味付けはしょう油でも塩胡椒でも合います。

6. 同じフライパンで、しょうが焼きをつくっていきます。まず、玉ねぎから炒めます。そこに下味をつけたお肉をいれて炒めます。そこに焼き肉のタレを追加でひと回し。お肉に火が通れば完成です!

ここで調理は終わりです。薄めの豚バラを使うことで炒める時間も短縮できます。

お弁当箱に詰めます

レタスやミニトマト、作り置きのゆで卵を乗せたらより、見栄えがよくなります。これで完成です!

時短の三箇条をおさえれば、朝の忙しい時間にお弁当二人分が作れます。焼き肉のタレはとても万能なので、是非しょうが焼き弁当つくって頂けたら嬉しいです。