千葉県習志野市在住、管理栄養士・宮崎亜矢です。お弁当にきゅうりを入れると、鮮やかな緑色が際立ち存在感が出てきます。きゅうりは決して主役とは言えない食材ですが、立派な脇役としてお弁当を盛り上げてくれます。子どもから大人まで人気の、きゅうりを使った簡単レシピ5選をご紹介していきます。

活用術は無限大の名脇役

旬は夏のきゅうりですが、いまや通年で楽しめます。加熱することなくそのまま食べられる手軽さが魅力で、きゅうり好きの子どもも多く、1本まるまる食べちゃう子もいるくらいです。また比較的クセの少ない味から、さまざまな食材や調味料との相性がよいという利点があります。

お弁当の1品として名脇役として重宝する「簡単きゅうりレシピ」をご紹介していきます。

春雨サラダ

【材料】
春雨、きゅうり、ハム、ドレッシング

【作り方】

  1. 春雨は表示時間通りに茹でて、水切りをしておきます。長すぎるものは、適度にカットしておくとよいでしょう。
  2. きゅうりはせん切りにして、ハムは短冊切りにしておきます。
  3. 春雨、きゅうり、ハムをお好みのドレッシングで和えたら、完成です。

※食中毒予防のために水気はしっかりと切りましょう!

きゅうりとハムの組み合わせは、テッパンでとてもおいしいのでおすすめです。2つを同じぐらいの幅に切ることで、絡みやすくなります。冷凍のスイートコーンを解凍して散りばめると、かわいらしい飾りになります。

ちくわきゅうり

【材料】
きゅうり、ちくわ

【作り方】

  1. ちくわは1/3~1/4の長さに切っておきます。
  2. ちくわの穴の幅と長さに合わせてきゅうりを切り、穴に詰めたら完成です。

お好みでマヨネーズをつけて食べると、おいしいのでおすすめです。その場合は、別容器にマヨネーズを用意してお弁当箱に入れましょう。

ちくわは柔らかくちょっとした隙間に入れやすいので、隙間埋めおかずとして重宝されます。

ツナきゅうりサラダ

【材料】
ツナ缶、きゅうり、カニカマ、マヨネーズ、塩コショウ

【作り方】

  1. きゅうりは輪切りにしておきます。
  2. カニカマは半分に切り、ほぐしておきます。
  3. ツナ缶は油を切っておきます。
  4. ツナ、きゅうり、カニカマを合わせて、マヨネーズと塩コショウで味を調えたら完成です。

塩コショウは、お好みでブラックペッパーと置き換えてもおいしいです。副菜としてももちろん大活躍ですが、パンに挟んでサンドイッチにしてもおいしく召し上がれます。マヨネーズを使用していて水分が出やすいので、前日から準備することは避けるようにしましょう。

きゅうりの塩昆布和え

【材料】
きゅうり、塩、塩昆布、鶏ガラスープの素

【作り方】

  1. きゅうりは乱切りにして、塩もみをしておきます。
  2. きゅうりの水分を切り、塩昆布と鶏ガラスープの素で和えたら完成です。

塩もみをして水分を切っているので腐ることを防止でき、お弁当に最適です。周りにトマトを置くと、彩りがよい飾りになります。

きゅうりともやしのサラダ

【材料】
きゅうり、もやし、カニカマ、ゴマ油、鶏ガラスープの素

【作り方】

  1. もやしは茹でて、水切りをしておきます。
  2. きゅうりはせん切りにして、カニカマは半分に切りほぐしておきます。
  3. きゅうり、もやし、カニカマを合わせて、ゴマ油と鶏ガラスープの素で味を調えたら完成です。

茹でた後のもやしは、しっかりと水切りをしておきましょう。

まとめ

お弁当におすすめの「簡単きゅうりレシピ5選」の紹介は、いかがでしたか? お弁当においしい副菜を入れて、箸休めにしてみてください。

きゅうりはもともと水分含有量が多めなので、シリコンカップなどに盛り付けてお弁当箱に入れてあげることで、他のおかずへの味移りを防ぐことができます。

お弁当箱を開けた瞬間の鮮やかな緑色が食欲をかき立ててくれるきゅうりを、ぜひお弁当おかずに活用してみてください。