千葉県習志野市在住の管理栄養士・宮崎亜矢です。幼稚園や小学校の遠足や運動会などのイベントに、お弁当は必須ですよね。外でお弁当を食べたり、家族みんなで食べたりと、普段とは少し違った環境に子どもたちはワクワクすることでしょう。
そんな子どもたちの気持ちに応えてあげたいけれど、普段より量が多いお弁当の準備は本当に大変です。早朝から親も子どもと一緒に出発しなくてはならないので、バタバタしないように前日から準備をしておきましょう。しっかり準備をしておけば、焦ることなく、忘れ物などもなくスムーズに出かけることができますよ。

お弁当のおかずの定番!唐揚げの下味は必ず前日に

お弁当のおかずといえば唐揚げ! と言っても過言ではないぐらいの定番メニューです。子どもたちは一瞬で唐揚げを完食してしまうけれど、作る側としてはひと手間もふた手間もかかり、大変ですよね。

ここでは最もスムーズで簡単に作れる唐揚げレシピを、前日準備から当日までの時系列で紹介していきます。

<前日準備>

  1. 鶏肉を一口大に切り、二重にしたビニール袋の中に入れます(ビニール袋を二重にすることで、汁漏れを防ぎます)。
  2. にんにく、しょうが、醤油、ゴマ油を入れて、鶏肉にもみ込みます(にんにく、しょうがはチューブを使うことで時短に繋がります)。
  3. ビニール袋の上部をキュッと絞り、冷蔵庫にひと晩入れておきます。

<当日>

  1. 昨晩のビニール袋に片栗粉を加えて、鶏肉全体にいきわたるようにします。
  2. 揚げ油を熱して、カリッと揚げたら完成です。

当日の朝は揚げるだけなので、手間がかかりません。さらに前日から味付けをしているので、よく染みていておいしく仕上がります。ビニール袋を使用することで竜田揚げ風になりますが、使用済みのビニール袋は捨てられるので、朝の洗い物を減らすことができます。

アスパラベーコンも朝は焼くだけ!

子どもたちが大好きなベーコンをアスパラにクルクルっと巻くことで、緑が加わり色合いが格段によくなります。そんなアスパラベーコンも、しっかりと前日準備をしましょう。

<前日準備>

  1. アスパラは茹でて、1/3~1/4の長さに切っておきます。
  2. ベーコンは半分に切るか、ハーフベーコンを購入すると便利です。

3.アスパラをベーコンで巻いて、爪楊枝などを刺して、冷蔵庫に入れておきましょう。

<当日>
フライパンにゴマ油をひいて、前日に巻いておいたアスパラベーコンを焼き、塩コショウを振りかけたら完成です。朝は焼くだけでよいので、5分程度で簡単に完成します。

フルーツも洗っておこう!

フルーツは洗うだけだし当日でいいかなと思いがちですが、朝の1分1秒は貴重ですよね。前日からできることは、逃さず行っておきましょう。

まとめ

イベント弁当の前日の下準備はいかがでしたか? なにごとも、備えあれば憂いなしです。子どもが小さければ小さいほど、イレギュラーなことが起こりやすくなりますので、しっかりと下準備をしておきましょう。