出汁作りって面倒くさいですよね!顆粒だしでいいじゃん!?って思う時もあるけど、栄養面や添加物を考えてみると天然素材の出汁作りってすごく惹かれるものがある……そんなママさんも多いのではないでしょうか。
でも出汁作りは、実際大変なのです。茹でて、漉して、また沸騰させて……。時間がないママさんにも美味しい素材の味と栄養がたっぷりの料理が作れちゃう、「水と材料入れてほったらかし出汁」の作り方をご紹介します。美味しくて栄養満点な料理を作って、家族のスタミナを応援しちゃいましょう♪

沸騰なしでプロの味!?時短で水出し「出汁」の作り方

材料を入れて冷蔵庫に置いておくだけで、美味しい出汁が勝手に出てくる、といっても「本当?」と思われるかもしれません。でも、本当に簡単においしくできるんですよ。

水出しの出汁だからといっても、構える必要は全くありません。通常の、沸騰させて作る時と同じ食材(昆布・いりこ・椎茸・鰹節)を用意しましょう。

それと「市販のお茶パック」「必要量のミネラルウォーター」「水を入れるウォーターボトル(上の口が開くもの)」だけ手元に置いておいてくださいね^^

各材料の処理はこちらの通りです。

昆布……出汁が出やすいように、小さく(大雑把に)調理バサミで切っておく。
いりこ……頭とはらわたをとっておく
椎茸……縦に切っておく
鰹節……特に用意なし

水出し「出汁」をセットし、冷蔵庫に入れる

用意していたお茶パックに材料を入れます。そうすると麦茶のようなパックが完成しますね。市販で「出汁パック」というものが売っていますがあれと同じものを手作りしてください。

※もちろん市販の出汁パックでも同じように水出しができますよ♪

それをウォーターボトルに入れ、ミネラルウォーターを入れます。すると、まるで「麦茶」のような様相に。これで完成です^^

そのままそっと冷蔵庫に入れ、半日〜1日待つだけで出汁ができてしまいます。夜にチャチャっと作って置いて、翌日仕事から帰ったらできている計算に。とても便利ですよね♪

沸騰なしなのに味わい深い!プロも使用する水出し「出汁」

完成品を見てみると、水にうっすら色がつき、いつもの「出汁」と遜色ない仕上がりに!

実はこれ、沸騰させて作るよりも水出しの方が雑味が少ないと感じる人もいて、料亭やプロが好んで使っている出汁の取り方なのだとか。

ガス代もいらないし暑くないしで最高ですよね!暑い日や、忙しい毎日の出汁作りにぜひ活用してみてくださいね^^♪