和洋菓子を製造販売する中島大祥堂は、3月1日の販売から2ヵ月で2万本を販売した「ロカボ・スタイル」の新フレーバーをはじめ、市場を拡大し続ける「甘酒」を使用した「米こうじ 甘酒もち」など、18年の秋・冬商品を専門店、カタログギフト、量販店などで20日から随時販売。「ロカボ・スタイル」の新フレーバーとして「紅茶ケーキ」と「りんごケーキ」が登場する。

糖質のことを考えた焼菓子「ロカボ・スタイル」は健康に対する意識の高い女性を中心にヒット。「ヘルスケア・ダイエット系メディアにおいて『一番おいしい人気の低糖質スイーツ』として注目されている」(同社)とした。

現在の3フレーバー(「レモンケーキ」「チーズケーキ」「ガトーショコラ」)に加え、芳醇(ほうじゅん)な蜜づけリンゴの果肉とシナモンの隠し味が絶妙なバランスの「りんごケーキ」と華やかに香り立つアールグレイの茶葉を選び紅茶の優しい味わいの「紅茶ケーキ」の2フレーバーを投入し、市場のさらなる活性化を図る。販売価格は165円(税別・以下すべて税別)。

女性を中心に健康効果認知されている「甘酒」を使用した「米こうじ 甘酒もち」も注目の商品だ。販売価格はバラ(1個)250円、8号(8個入り) 2000円、12号(12個入り)3000円(税別)。

ほかにも常温で届け、食べる前に温めて楽しむデザート「温めて楽しむデザート フルーツソースを添えて」といった、おいしさと楽しさの詰まった商品も提案する。

同社によれば「温めて楽しむデザートは、温めることでおいしさが最も際立つこだわりのムースに、果肉入りのフルーツソースをたっぷりかけてぜいたくに味わうことができる」と説明した。

販売価格はADA-20(ムース4個・ソース4個)2000円、ADA-30(ムース6個・ソース6個)3000円。

◇日本食糧新聞の2018年8月6日号の記事を転載しました。