群馬県のアンテナショップ「ぐんま総合情報センター ぐんまちゃん家」が移転し、7月25日グランドオープンした。新店舗の所在地は、東京都中央区銀座7丁目で、大型複合施設「GINZA SIX」の西側のあづま通りと三原通りに面しており、オフィスワーカーや銀座でショッピングを楽しむ人も気軽に立ち寄れる立地となった。群馬県産の物販販売と群馬県産食材を使用したレストランで構成する新生「ぐんまちゃん家」を開業し、まるごと群馬を味わえるスポットを目指す。

6月12日には、1階の物産販売が先行オープンしており、25日には2階のレストラン「銀座つる」が開業しグランドオープンとなった。1階ショップでは目玉のひとつとして、東京・中目黒の「パティスリー ポタジエ」のパティシエール・柿沢安耶氏による群馬県産野菜などを使ったオリジナルスイーツの販売を行う。

また、群馬県産シルク製品や工芸品をはじめ、県産品を幅広く取りそろえた。さらに、ドリンクカウンターでの軽飲食の提供など気軽に立ち寄ることができる店舗にした。

落ち着いた内装のレストラン「銀座つる」

2階のレストラン「銀座つる」は、京都吉兆の総料理長である徳岡邦夫氏を監修に迎え、群馬県出身の保坂孝則料理長が腕を振るう、群馬県の旬の食材をふんだんに使った珠玉の一皿を提供する。

店名の由来は、昭和20年代に発行されて以来、群馬県民に親しまれている「上毛かるた」に「つる舞う形の群馬県」とうたわれており、群馬県は鶴が羽を広げた形に似ているということにちなんでと命名した。個室を備えた全44席。

〈概要〉
▽所在地=東京都中央区銀座7-10-5、The ORB Luminous
▽営業時間=1階ショップ午前11時~午後7時、2階レストラン「銀座つる」午前11時30分~午後10時(日・祝はランチ営業のみ11時30分~午後3時)年末年始休業

◇日本食糧新聞2018年8月1日号の記事を転載しました。