みなさんはいたーい!(沖縄の方言で「こんにちは」)。沖縄県沖縄市在住のワーキングママライター瑞慶覧はるです。夏本番! 皆様いかがお過ごしでしょうか? うだるような暑さ、焼けつくような日差しの沖縄の夏。今回は海ブドウと梅干しを使った沖縄らしい一品をご紹介いたします。

とっても簡単!酒の肴にも

海ブドウ、梅干し、めんつゆがあれば3分でできますので、わが家では酒の肴として大人気ですよ!

<材料>
・海ブドウ 40g~70g(お好みで。大体小パックが40g入りです)
・梅干し 1粒
・めんつゆ 適量(濃さはお好みで)

<作り方>
1.海ブドウをさっと水洗いする
2.梅干しの果肉と種を分け、果肉を包丁でたたいてペースト状にする(お好みの硬さで)
3.めんつゆを適量器に入れ、そこに(2)を投入。出来上がりです!

とても簡単にできる一品ですが、注意点がいくつかあります。海ブドウは生きていますので、冷蔵庫に入れてしまうと寒くて死んでしまい、プチプチとした独特の触感が楽しめなくなってしまいます。購入後は常温で保管してください。

また、同様の理由でたれの中に海ブドウを入れてしまうとプチプチがしぼんでしまうので、食べる直前につけだれにつけてお召し上がりください。

熱中症対策に、なぜ「梅干し」?

汗をかくことにより失われてしまう塩分やミネラル分。食塩や、クエン酸ナトリウム、塩化カリウムなどの成分が豊富に含まれている梅干しを食べることにより、手軽に補うことができるので熱中症対策にうってつけの食べ物といえます!

沖縄では、梅干しを乾燥させた乾燥梅干しの「甘梅一番 スッパイマン」がよく食べられています。体に嬉しい効果を知ってか知らずか、昔から沖縄や台湾周辺の地域で梅干しを乾燥させて食べる習慣があったようです。先人の知恵、というやつですね!

このスッパイマン、ラインナップが凄いんです! オーソドックスな乾燥梅干しに始まり、種なしバージョン、乾燥梅干しを丸ごと飴で包んでしまった梅キャンディー、はたまたスッパイマン味のふりかけやポテトチップスまで!

乾燥梅干が丸ごと入った、ダイナミックな「スッパイマン 梅キャンディー」!

熱中症対策にももちろんですが、このスッパイマンは味も格別です。種の周りの果肉をかじりながら食べる方法、飴のようにお口の中でゆっくり味わう方法、人によって好みの食べ方はありますが、共通しているのがついつい食べ過ぎてしまうこと!

「銀座わしたショップ」をはじめ、今では沖縄以外でも比較的手に入りやすくなっているので、この夏のお供にぜひお試しください。すっぱいのに甘い、どことなく懐かしいくせになる味わいですよ。

ちなみに7月30日は、梅の産地で名高い和歌山県みなべ町の東農園が制定した「梅干の日」です。健康にも良く、古くから食べると「難が去る」と言い伝えられているので語呂合わせで「ナン(7)ガサル(30)」。

また、この時期になると土用干の梅干しが終わり、新物の梅干しが食べられることから制定されたそうです。皆さんご存知でしたか?

夏の日差しに負けないよう、食べ方をひと工夫しながら過ごしてみるのも楽しそうですね!
以上、沖縄からお届けしました!