楊枝1本でカレーにおしゃれな生クリーム♪プロの盛り付けのコツ
「カレーハウス すぷーん」の山田真一郎店主の父親は、かつてホテルニューオータニで宴会部門のシェフを務めた人物。「国賓を招いた晩餐会の料理を取り仕切ったこともある」という。父親の下で修業したことはないが、山田店主の盛り付けには、その仕事ぶりを見てきたことで自然と培われたセンスが光っている。
配色のバランスを美しく
例えば、生クリームのかけ方。カレーに生クリームをかけることはよくあるが、ただかけるだけではなく、楊枝1本で雰囲気を出す。
また、トッピングの盛り方は配色のバランスが美しい。「素揚げ野菜カレー」は男女を問わず人気のあるメニューだが、この日の具材はサツマイモ、カボチャ、レンコン、ジャガイモ、ニンジン、パプリカ、ブロッコリー、シメジ、モロッコインゲンの9種類。緑、黄色、赤、茶色、白とカラフルだ。
中央を盛り上げながら、その他の野菜を配置していく。同色を1ヵ所にまとめず、パプリカの赤やブロッコリーとインゲンの緑はバラす。色味が重なりそうなところをレンコンの白で仕切る……など細部まで配慮された一皿が完成する。
【店舗情報】
「カレーハウス すぷーん」 所在地=東京都国分寺市西恋ヶ窪2-6-3
「カレーハウス すぷーん」 所在地=東京都国分寺市西恋ヶ窪2-6-3
◇外食レストラン新聞2018年7月2日号の記事を転載しました。
外食専門紙トップの5万8000部
タブロイド判16~24頁・月刊・オールカラー。専門紙でありながらフリーペーパーという新聞業界初のコンセプトで外食専門紙トップの発行部数5万8000部を誇ります。広告効果も抜群。ぜひお試しください。
詳しくはこちら
コメント
記事コメント投稿サービス利用規約に同意の上ご利用ください。