森永乳業は8月26日まで、全国3ヵ所の「PARCO(パルコ)」と「PARM(パルム)」を通じたコラボレーション「PARCO×PARM」を実施している。チョコレートを二度づけしたパルムを使い、各店舗限定のメニューを含むオリジナルプレート3種類を提供。見た目も楽しいコラボ企画で、SNS文化に親しむ若年層への浸透を図っていく考えだ。

パルムは累計販売30億本を誇るリッチテイストの代表的なアイスクリーム。40代以上の購買層に支えられている商品だが、このたび若年層への浸透を促す目的で、流行発信の拠点であるファッションビル「パルコ」とのコラボ企画が実現した。池袋、名古屋、福岡それぞれのパルコで期間を区切って開催する。

期間中はカフェの内装もパルム1色になる

第1弾は16日まで、池袋パルコ6階のCAFE ADDRESSで開催中。料理研究家の鈴木あすな氏が開発したオリジナルプレートは「ミックスベリーPARM」「ダブルチョコPARM」の二つが3店舗に共通するメニュー。

これに池袋限定の「オレンジカスタードPARM」が加わった。それぞれ見た目も華やかで、SNS映えも十分。使用するパルムは、チョコレートを二度づけした「2度づけPARM」で、普段以上にリッチで濃厚なテイストが味わえる。

自らが考案した「オレンジカスタードPARM」を紹介する鈴木あすな氏

第2弾は20日から8月5日まで、名古屋パルコ東館4階のCarlova360で、第3弾は8月9~26日まで、福岡パルコ新館3階の24/7cafe apartmentで予定。池袋店同様、共通プレート2種に加え、地区限定メニューも1品提供される。

池袋パルコ3階に設置されたコラボ限定フォトスペース

期間中はカフェの内装もパルムとコラボ。さらに、各パルコの店内には特大パルムソファのフォトスポットも設置。パルコ公式キャラクター「パルコアラ」がデザインされたかわいらしいフォトスペースで、訪れた若者を中心に「#パルコでパルム」の情報拡散を促していく。

◇日本食糧新聞2018年7月11日号の記事を転載しました。