飲みすぎ注意の梅酒ビール割り!佐渡の銘酒のおいしい飲み方
千葉県八千代市在住のたべぷろ編集部員・三浦祐輝です。私は佐渡に1年半ほど在住経験があり、佐渡の豊かな自然、郷土芸能、地元の方々の温かさにすっかり魅了されてしまいました。佐渡では「藤五郎」という品種の青梅が名産です。肉質はねっとりとしていて、梅酒だけでなく梅干しや梅ジュースなどにも使われます。今回は佐渡の老舗酒造が作る梅酒のおいしい飲み方や梅酒を使ったお料理レシピをご紹介します。
梅の華やかな香りとお米のまろやかな旨味が印象的な北雪梅酒
佐渡島には梅林が数多くあり、自家製の梅酒や梅シロップを作っている地元の方々も多いです。そんな佐渡島には”石抱きの梅”という有名な梅の木があります。
これは順徳天皇が植えたとされる梅の木です。木の根元が梅を抱えているように見えるところから”石抱きの梅”と呼ばれています。佐渡市の指定文化財、天然記念にもなっています。一本でも力強く見応えがあり、樹齢は約750年とされている巨木です。
上の写真は佐渡の日本酒メーカーの北雪酒造が作る梅酒「北雪梅酒」です。
明治五年創業の佐渡の酒造である北雪酒造は梅酒を製造販売しています。北雪酒造は老舗でありながら、挑戦的な酒造りを行なっています。北雪酒造の日本酒は世界的に有名な創作和食レストラン”NOBU”でも提供されています。
実は梅酒が苦手な筆者ではありますが、地元の人に勧められて飲んだ時はあまりの美味しさに驚きました。大粒の佐渡産の青梅”藤五郎”を使用し、梅酒を仕込むために特別に作られた日本酒ベースのお酒にじっくりと漬け込んでいます。
ロックでもソーダ割りでもお湯割りでも、どのような飲み方でも美味しく頂けます。梅の華やかな香りとお米のまろやかな旨味が印象的な梅酒です。飲み飽きしない甘さでとてもオススメです。
北雪酒造の職人たちが手間ひまかけて仕上げた至高の梅酒です。これを飲んだら他の梅酒は飲めなくなってしまう・・・かも!? ぜひお取り寄せしてみてください。
ロックで飲むだけじゃない!カクテルでも美味しい梅酒の飲み方
趣味で梅酒を作っている方って身の回りに案外いらっしゃいませんか!? お裾分けでたくさんもらったはいいんですが、梅酒って甘くて飲み飽きしちゃうんですよね。そんな時も大丈夫!美味しい梅酒の飲み方について教えちゃいます。
ジンジャーエールで割る!
梅酒と生姜ってそもそも相性良さそうですよね? 生姜の風味が梅酒をさっぱりとした味わいに仕上げてくれます。辛口のジンジャーエールで割るのもおすすめです。
オレンジジュースで割る!
酸味と酸味のコラボレーションです。2つの酸味が合わさることによって、より複雑でマイルドな味わいになります。これレモン果汁を少々と加えるとキリッとした味わいに。
ビールで割る!
意外かと思われるかもしれませんが、梅酒とビールって合うんです。梅酒の酸味と甘味をビールの苦味と炭酸感が上手くまとめあげています。ただお酒をお酒で割っているので飲み過ぎにはお気をつけくださいね。
佐渡での飲み方は梅酒を「日本酒」で割る!!!
佐渡では梅酒をなんと日本酒で割って飲む方もいらっしゃいます。お酒をお酒で割るの?と思う方もいらっしゃいますが、北雪梅酒は仕込みで日本酒ベースのお酒を使用しているのでとても相性がいいんです。焼酎に梅干しを入れるようなイメージで、甘すぎない梅酒をお楽しみいただけます。
飲むだけじゃない!梅酒を使ったオリジナルのお料理レシピ
適度な酸味と優しい甘味を併せ持つ梅酒は料理に使っても良い仕事をしてくれます。いつもの料理に少々加えるだけでもいつもとは違った味わいにビックリするはず。
鰯の梅酒梅煮
みりんと砂糖を少な目に、梅酒を加えることによってさっぱりと仕上がります。
<材料(2人分)>
鰯(下処理済み) 2尾
梅酒 大さじ4杯
醤油 大さじ4杯
みりん 大さじ1杯
砂糖 大さじ1杯
水 1カップ
梅干し 2個
生姜 1かけ
<作り方>
- 鍋に鰯以外の材料を入れ煮立たせる
- 鰯を並べ入れて、落し蓋をし、中火で10〜15分煮る
- 煮汁がうっすらと残る程度まで煮たら完成
肉じゃが
いつもの肉じゃがに梅酒を入れるだけで、新しい肉じゃががお楽しみいただけます。
<材料(2人分)>
新じゃが 3個
玉ねぎ 1/2個
人参 1/2本
牛肉 100g
しらたき 100g
サラダ油 大さじ2杯
出汁の素 小さじ2杯
水 1カップ
醤油 大さじ4杯
梅酒 大さじ3杯
<作り方>
- 野菜、牛肉を適当な大きさに切り、しらたきは茹でておく
- 鍋にサラダ油を熱し、野菜を炒め、牛肉、しらたきも加える
- 水を注ぎ入れ、調味料を加え、落し蓋をする
- 沸騰したら弱火で15分程度にて完成
ちなみに「梅酒の日」は6月11日です。これは入梅(にゅうばい)の日にちなみ梅酒メーカーのチョーヤ梅酒株式会社が2004年に制定しました。入梅とは暦の上で梅雨に入る日のことをいい、太陽黄経が80度で毎年6月10日か6月11日にあたります。昔は入梅=梅雨入りでしたが、気象予測が発達した現在では入梅とは別に梅雨入りが発表されています。
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