冷やしゃり食感の「氷のコンソメ」♪京都の新感覚ご当地グルメに
ネスレ日本が昨年から提案している「氷のコンソメ」を、京都イタリア料理研究会が採用した。7月から12店舗で夏向けの新メニューを提供する。さらに京都のイタリアンの名店イル ギオットーネと、京都の住民が観光ガイドとなってツアーを開催するまいまい京都が手を組み、「氷のコンソメ 京仕立てツアー」としてスペシャルランチを楽しむツアーも企画。暑い京都の夏に“冷やしゃり食感”の涼やかな新感覚ご当地グルメを提案する。
京都市は夏場の厳しい暑さでも知られていることから、京都イタリア料理研究会のシェフ12人が猛暑対策の一環と地場PRを兼ねて決起。各店舗で京野菜をはじめとする京食材を使ったイタリア料理に、コンソメのかき氷を振りかけた“冷やしゃり食感”の新感覚ご当地グルメを提供する。
2日の会見で同会会長の和田康則シェフは「料理のジャンルを問わないメニューなので、イタリアンに限らず興味を持つすべてのシェフが参加可能。京都の夏の風物詩として、新しいご当地グルメを目指したい」と述べた。
まいまい京都によるイル ギオットーネのスペシャルランチツアーは8月の5日と12日に開催。すでに定員を超える申し込みで、追加開催も予定している。
ネスレ日本は、昨年から暑い夏にデザートだけでなく料理でも涼を楽しんでほしいと、新感覚メニュー「氷のコンソメ」を開発、提案している。
外食店ではコンソメをベースにハーブやスパイスで各店独自の味を加え、凍らせた後にハンディータイプのかき氷器で削り、冷製パスタやサラダなどさまざまな料理に振りかけて提供。同社によると、氷を削るパフォーマンスを写真に撮る人が多く、さらにそれを見た近くの席からの注文につながっているという。
今年はすでに全国60以上のホテルやレストランで採用が決定した。同社は化学調味料を使用しない「マギー 無添加コンソメ・ブイヨン」を使った素材本来の味わいが楽しめる「氷のコンソメ」メニューで消費が落ち込みがちな夏場の外食市場活性化を目指す。
◇日本食糧新聞2018年7月9日号の記事を転載しました。
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