食べるの大好き兼、お散歩大好き!テミタ夏です。今回はジュースと子どもにまつわるお話。
あれはセガレが2、3歳のころ。お散歩コースにあるジュースの自動販売機の前で、彼は足を止めました。無言で自販機を見上げるセガレ。その時、乳幼児健康診断や健康相談会などで耳にした、お医者さん、保健師さん、栄養士さんのお話が、私の脳裏でエコーしました。
「ジュースは子どもが飲みたがるからって、やたらと飲ませるものじゃない・・・(じゃない・・・じゃない・・・)」

子どもの夢をかなえる「自販機ジュースの日」を

「育児には正解がない?」

これは私がセガレを育てながら感じてきたことです。

ジュースに関しても、あちらでは「離乳食と同時に果汁からスタート」、また別のママさんは「ぐずり対策に紙パックジュース」、はたまた「あげないつもり」と言うおうちも。

どこにも正解がないから、どれも間違いじゃないのが、どうやら育児らしい。
「つまり、その子のかあちゃん(私)次第・・・」と悩みを一層深めたものです。

テミタ家は「人間は水が一番」がモットー(笑)。セガレはお茶さえ飲まずに離乳食期を終え、幼児食へと移行しました。

そしてセガレが2、3歳のこの時期にジュースやアイス、チョコレートなど、少しずつデビューしはじめた結果、お散歩の途中に「ジュースがあちこちにある」ことに、彼は気づいたわけです。

テミタ「・・・今日はジュースは買えないけど、26日はセガレの日だから、好きなの1本買ってもいいよ。その日までに選んでおいてね」

セガレ「わかった!」

それ以降、自販機があれば立ち止まるのですが、セガレはダダをこねたりはせず、ワクワク楽しそうに色とりどりのジュースを眺め、また歩き出すのでした。

そして訪れたはじめての「セガレの日」。小銭を握りしめ、私までワクワクしながらお散歩に出かけました。素晴らしく充実した買い物でした。

セガレご用達!お子様向けジュース

セガレはビックルが大好きでした。現在は小さめのペットボトル(上画像)ですが、当時はガラス瓶にスチール製のふた、「ぱっかん!」と開けて飲むタイプでした。飲み口がコップに似て、飲みやすかったのかも。

ちょうどお店の方が出ていらして、「こういうの(乳酸菌飲料)なら、子どもが飲んでもいいかな、って思うよね~」とお話した思い出も。

当時は「2つの食感ソーダゼリー」と言う名前だったのですが、現在は「ぷるっシュ!!ゼリー×スパークリング」として販売されているようです。

セガレの炭酸デビューはこのジュースでした。ソーダなのに振らなきゃ飲めません。おもしろい!

シュワッとしたぷるぷるゼリーとナタデココの食感が楽しい!

当時から今も大好きなのがC.C.レモン。ちょっとすっぱくてさっぱり!

同じくレモン味の微炭酸、大塚食品のMATCH(マッチ)も定番化しました。

たまにプール&お風呂がある施設に遊びに行くと、お風呂上がりに親子でいただきます。

保育園に上がると、自販機にある「HOT」の存在に気付き、挑戦してみたのがコーンスープ。飲み終わったのかな?と思っていると・・・

「・・・コーンが残ってる」

飲み口に指を突っ込みそうになっている所を制止、水で洗い出しました(笑)水っぽいコーン、おいしかったのかな?

好きなものをと言いつつ、カフェイン入りのコーヒーや紅茶、栄養ドリンクは「やめておこう」と話しました。

あま~いマックスコーヒーも、コーヒーはコーヒー。

月一なら、ジュースもあり!ママの楽しみにも♪

セガレの日、実は私も便乗していました(笑)

セガレ「これにするよ」

テミタ「じゃあわたしはこれ」

セガレ「おうちに帰って、半分こして飲もう!」

テミタ「そうしよう!」

大事そうに両手でジュースの缶を持ち、テケテケッと小走り気味に歩くセガレの姿、今もありありと思い出せます。

虫歯や肥満、栄養の偏りの原因になると言われているジュースですが、上手に飲めば私は大丈夫な気がしています。今セガレは虫歯ゼロ、太ってもいません。

いつしか「セガレの日」制度は自然と幕引きを迎えました。ある時、「お菓子がイイ」と言い出し、別のルールへ移行したように思うのですが、定かではありません。