健康総合企業のタニタは6日、「タニタカフェ有楽町店」をJR有楽町駅構内のルミネストリートの一角にオープンした。「楽しさ」や「心地よさ」といった「こころの健康づくり」につながるエッセンスを取り入れたコンセプトカフェで、20~30代の女性をメーンターゲットに、新しいカフェの楽しみ方を提案する。

営業時間は物販が午前9時~午後9時、カフェが午前11時~午後10時(ラストオーダーはフードとテークアウトが午後9時、ドリンクが9時半)。

提供するメニューは、飲食店開業・経営コンサルティング会社のオペレーションファクトリーとタニタが共同開発したもの。オペレーションファクトリーのメニュー開発力とタニタの健康メソッドを組み合わせることで、おいしさとヘルシーさを両立させた。新店の運営も両社が共同で行う。

使用する有機野菜は、楽天と提携し、楽天が展開する農業サービス「Rakuten Ragri」に参画する生産者から直送された旬の有機野菜を使用する。主要メニューは次の通り。

▽ドリンクメニュー=野菜、フローズンフルーツ、豆腐、チアシード、コンニャクゼリーなどが入ったオリジナル・新食感のかむスムージー「カムージー」、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸を通常のコーヒーの約2倍含むタニタオリジナルブレンドコーヒー「タニタコーヒープレミアムブレンド」などのドリングを提供する

▽フードメニュー=野菜を1品当たり10種類以上使い、1食で1日の野菜摂取量(約350g)の約半分に相当する約175gを補える「有機野菜のもち麦サラダボウル」や「和だしのフォー」など、ボリュームたっぷりの野菜を無理なくおいしく食べられる料理を提供する

◇日本食糧新聞の2018年6月15日号の記事を転載しました。