「クラフトボス」に、この夏新たな風が吹く–。パーソナルPETコーヒー市場に風穴を開けた、サントリー食品インターナショナルが展開する「クラフトボス」は、新たなラインアップ「クラフトボス ブラウン」(500mlPET)を19日から投入する。飲みやすさと満足感を両立させた“かろやかな甘さ”を実現。落ち着いた「ブラウン」の液色により、穏やかな気分で仕事に取り組める“相棒”として、新たなジャンル「ブラウン」を提案する。この新たな風は、“夏も売れるコーヒー”を目指し、さらなる拡大を図る。

同シリーズは、普段缶コーヒーを飲まない若年層や女性ユーザーの獲得に成功し、パーソナルPETコーヒー市場を開拓するとともに発売から1年間で1500万ケースを突破するなど、好調を継続している。

13日に開催した「商品体験会」で、大塚匠ジャパン事業本部ブランド開発第2事業部課長は「『クラフトボス』シリーズは、水や無糖茶に近い売れ方をしていることや、普段、水や無糖茶を楽しむユーザーの獲得が多いことなどから、“夏”での需要創造が可能ではないか?と思っている。既存の缶コーヒーとは異なる新たな需要を創造すべく、『ブラック』『ラテ』『ブラウン』のラインアップでさらなる夏のトライアル獲得を目指していく」と意気込みを語った。

同アイテムの開発の着眼点は二つ。まずは「コーヒーの飲み方」だ。「ブラック」の苦みが苦手、「ラテ」は甘すぎるというユーザーに応えるべく、自分にとって、ちょうど良いマイルドな苦みと甘みの“かろやかな甘さ”を提案する。

また、「ブラック」では“スッキリ”感、「ラテ」では“癒やし”の印象を提供していることから、この「ブラウン」は、見る人に落ち着きを感じさせ、穏やかさや調和といった気分を表現するため、「ブラウン」とネーミングしているという。

この新発売を記念して、「LINE FRIENDS」の「ブラウン」の限定ラベルやボトルキャップが当たるキャンペーンを開催し、「ブラウン」の登場を盛り上げていく。

◇日本食糧新聞の2018年6月15日号の記事を転載しました。