ゴーダチーズの大きな塊はどうやって作られる?オランダの博物館で見学
こんにちは。オランダの白神です。やっと20度を超える日が続き始めたオランダですが、油断は禁物。今日は25度でも、明日は10度なんてしょっちゅうあるオランダですからね。。。
さて今回は、皆さんがオランダと聞いて最初に思い浮かべるであろう食べ物チーズの産地へ所用を兼ねて行ってきました。
チーズで世界的に有名な街ゴーダ
皆さん、オランダのチーズと聞いて思い浮かべるのは、最初に黄色いゴーダチーズ。その次が赤くてボール状のエダムチーズではないでしょうか? どちらのチーズも、産地の地名から取られた名前です。博物館での説明では、重さは15kgと言われていました。
オランダでは、チーズ屋や市場のスタンドはもちろん、スーパーなどのチーズ売り場でも、この大きな塊を見かけることが出来ます。
さてこのチーズで世界的に有名な街ゴーダには、チーズ博物館があります。今までに、何度か通り過ぎたことはあるものの入館したことがなかったので、今回は入ってみました。
博物館へ入ると、まず目につくのが大きなチーズ計量機。それもそのはず、街の中心部に位置するこのチーズ博物館は、その昔はチーズの計量所として建てられた建物です。いかにこの街の人にとってチーズが大切であったかを物語っています。
建物に入るとまず目につくのが、上の写真のレイアウト。大きなデコレーションチーズに張られているコピーが「家庭とはチーズのある場所」とは、何ともオランダのゴーダらしいです。上の階に行くと、チーズの製造行程や測量などで使われた様々な器具が展示されていて、とても興味深いです。
面白かったのは、チーズの水分を抜くために重しを乗せるのですが、昔はこんな感じだったようです。(下の写真)
日本人的には、完全にお漬物ですよね? チーズを見ながら、タクワンが食べたくなりました。。さてこの博物館、英語とオランダ語でレクチャーもしてもらえます。チーズの作り方や歴史、乳牛の種類の説明や農家で生産される手作りチーズの解説などチーズに関することは、何でも教えてくれます。
オランダ的、チーズの食べ方
博物館の見学が終わったら、最後はチーズ直売店へ。もちろん買わなくても良いですが、試食もさせて頂けるし、近隣の農家さんで作られた新鮮なチーズの味は、やはり違います。というわけで今回購入したのは、ヤングチーズとスモークチーズ。今から食べるのが楽しみです!
様々な食事シーンに合う、オランダのゴーダチーズですが 今回はとってもオランダぽい食べ方をご紹介しますね。
<材料>
ゴーダチーズ、粒マスタード
<作り方>
ゴーダチーズをブロックに切り付け合わせに、粒マスタードを添える。いただく時に、各自チーズに粒マスタードをつけて食べる。
レシピというほどではありませんが、オランダの家庭にお呼ばれすると 時々おつまみで出てきます。機会があれば、皆様もお試しくださいね。
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