アサヒ飲料は「カラダへ、家族へ、おもいやりブレンド」をブランドテーマに、「アサヒ 十六茶」を刷新する。30代の有職子育て女性をメーンターゲットに自分の健康のために、そして家族の健康のために飲ませたいブレンド茶という価値訴求を図る。“家族へのおもいやり”という情緒価値訴求や“カラダへのおもいやり”という機能価値訴求の両軸で、新生「十六茶」の存在感をさらに高めていく。

ボトルのデザインも新しく♪

東洋健康思想に基づいた16素材の健康ブレンドという価値はそのままに、新素材に「あわ」「きび」を使用し、五穀が全て揃った新ブレンドとして、やさしくすっきりカフェインゼロに仕上げている。

パッケージデザインも刷新した。ブランドロゴ改定や30代女性にとって持ちやすいような設計を施したオリジナル新ボトルを採用している。

21日に開催したブランド戦略発表会で、石原哲也マーケティング本部マーケティング二部長は「毎月16日を『十六茶の日』と制定し、東京・名古屋・大阪の保育園で、毎月1万5000人にカフェイン・マネジメントBOOKと『十六茶』のサンプリングを行い、子どもたちの健康を応援する“カフェイン・マネジメント”(健全な水分補給とカフェイン摂取量管理を推進する活動)や家族の健康をおもいやることをHug(ハグ)するという形で表現する“十六茶Hug me project”を展開し、『カラダへ、家族へ、おもいやりブレンド』の『十六茶』という魅力や価値を醸成し、ユーザーとの絆を深めていきたい」と語った。

今後は、季節ごとのニーズや家族の健康ニーズに対応する新商品も積極的に展開することで、さらなる魅力拡大を図る意向だ。

また、今年CMキャラクターとして10年目となる女優の新垣結衣を継続起用し、家族へのおもいやりを伝える新TVCMを22日から投入し、新生「十六茶」の登場を盛り上げていく。

◇日本食糧新聞の2018年5月25日号の記事を転載しました。