完熟「あまおう」イチゴソースでハンバーグもリッチに!【小説・私の食卓:21】
こんにちは、ベジフルボディデザイナーmoccoです。「私の食卓」は、美と健康維持をモットーに自分らしく生きる美健女子の物語を小説風にお届けいたします。
第20話では夫婦の遠距離食卓がスタート。1人暮らしで早くも体調を崩した丸井家夫が、俺流カブのポトフ作りにチャレンジ! 離れていても夫婦ともにカブにハマる同じ食感覚が、心地よい食卓創りに大切だと気付きました。
第20話はこちら
夫婦の遠距離食卓スタート!俺流カブのポトフを作ってみた【小説・私の食卓:20】
【土曜日】赤くて丸くて大きい“あまおう” でフルーツサラダとポテサラ
(着信音♪)
「もしも~し、あまおうが届いたよ」
「そっちにも届けてって、福岡の由美さんとこにお願いしとったっさ」
「ウマ過ぎて笑った。赤くて、丸くて、大きくて、美味いあまおう」
「イチゴ一笑って言うでしょ」
「なんか違う」
「あまおうは果肉が軟らかいから、新鮮なうちに食べて、残りは冷凍しといて」
「冷凍?」
「うん。“イチゴの名残”を楽しめるから」(※冷凍編は第22話へ続く)
「ふ~ん。キミはどんな風にして食べた?」
「私は、フルーツサラダとポテサラに混ぜて食べたよ」
「ポテサラ?」
「うん。あまおうの甘みと酸味に酢と塩を足して味付けしたら…」
「したら?」
「マヨネーズ無しのポテサラが出来る」
「マジっすか!」
「時間あったら作ってみて。2、3日は冷蔵庫で持つから」
【日曜日昼】ベリーグッド!飲んで食べて美味しい
(着信音♪)
「なになに?今送ってきた写真は」
「ウケた?」
「いや~、しばらく考えた…」
「イチゴを刺したストローでベリーを食べて飲んで、“ベリーグッド”ってね」
「キミのボッチ食卓…楽しそうだね」
「アナタもビールでチャレンジしてみたら(笑)」
【水曜日】甘い香りのイチゴソースでリッチなハンバーグに変身
(独り言)「はぁ~、今日も疲れた」
「今夜は飲み会って言ってたから、電話は来ないかな~」
「向こうが外食なら、私はリッチなボッチ食卓しよう」
「ん~…だからと言って贅沢は禁物!」
「今夜はハンバーグにしよう…。そうだ! あまおうでソース作ろう!」
「完熟したあまおうを煮込んだイチゴソースなんて、けっこう贅沢じゃない?」
「自分の好きなメニューを自分のために作るなんて…美健女子のボッチ生活もいいかも!」
第22話は、旬をフリージング!名残り“あまおう”を楽しむ冷凍イチゴの美味しい食べ方(後編)です。お楽しみに
<お願い>第22話をより楽しんで頂くために、イチゴを購入した際は冷凍保存しておいてください。
“あまおう”イチゴ提供:くわの農園
イチゴは野菜or果物? ベジフルボディデザイナーmocco
田畑で作られている一年生産物であり、副食物であり、加工を前提としない「草本類」は野菜といわれています。果物は、数年にわたって収穫可能な永年生産物などの「木本類」だそうです。イチゴは青果市場に入ってくるときの扱いは野菜ですが、小売りなどで店頭に並ぶときは果物として扱われているようです。
参考サイト:
野菜と果物の違いを教えてください。また、すいか、メロンは野菜、果物のどちらですか。:農林水産省
野菜の定義について(独立行政法人 農畜産業振興機構、PDF)
甘くて酸味のあるイチゴは市場に並ぶ野菜と比較すると糖度が高く、真っ赤でかわいい姿をしているのでおかずとして食べるよりもケーキやスイーツなどで美味しく頂くことが多く「果実的野菜」と言われています。
今回の物語ではフルーツサラダに混ぜたあまおうは「果物」、ポテトサラダに混ぜたあまおうは「野菜」になるのかもしれません。
どちらのイチゴも、福岡の「くわの農園」で大切に育てられた、赤くて丸くて大きく美味いあまおうです。
心地よい春と裏腹に、紫外線が強くなりだしました。美と健康を維持する美健女子の皆さんにとって紫外線予防対策は尽きないと思います。
イチゴには、紫外線予防が期待できるビタミンCやポリフェノールが豊富に含まれています。カラダの外側からブロックするとともに、“毎日の食”で内側からもしっかりガードしたいですね。
イチゴは“走り”“盛り”の時期は新鮮なまま、“名残”で安価な時期は冷凍して、バリエーション豊かにお楽しみください(イチゴの冷凍活用法は第22話でご紹介いたします)。
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