宮崎市在住のオタク系スイーツライター・和山エリーです。宮崎の温暖な気候と自然の恵みに魅せられて10年以上が経ちました。宮崎の美味しいグルメやその食べ方を中心にご紹介していきます。
ふっくらとした食感が魅力の釜揚げしらす。宮崎でも、漁業が盛んな地域を中心に人気名物として活躍しています。今回は、釜揚げしらす丼の超簡単な作り方についてご紹介したいと思います。

おつまみに、調理の素材に大活躍の「しらす」

釜揚げしらすは、そのままいただくも良し、パスタに乗せるも良し。アレンジの仕方が豊富なのも嬉しいですよね。しかし最も食欲をそそるのはやはり「ご飯もの」。海の幸たっぷりの「釜揚げしらす丼」は、しらすが獲れる地域の人気グルメの一つです。その美味しい釜揚げしらす丼がもし自宅で簡単に作れたら…とても嬉しいと思いませんか?

しらすは一般的にカタクチイワシやイカナゴ、ウナギ、ニシン等の幼魚のことを指し、色素がなく白い体が特徴です。料亭に行くとお通しとして出てきたりもしますね。癖のない味わいが魅力で、料理の際の素材としても活躍してくれます。

クックパッドなどのレシピ系のサイトを覗いてみると、釜揚げしらすを利用したレシピは非常に人気で、おすすめの食べ方もたくさん掲載されています。シンプルな味なのでいろいろな料理に加工しやすいのと、低カロリーで低糖質なのも人気の理由となっているようです。中でも人気のレシピはやはり「釜揚げしらす丼」!

全国的には、神奈川県の鎌倉から腰越、江の島などがこの釜揚げしらす丼が美味しいということで有名なようです。他にも、静岡県や高知県なども釜揚げしらすに定評がある地域として挙げられています。

ちなみに、わたくしが住んでいる宮崎県も、日向灘(太平洋の一部)で獲れる弾力性のある釜揚げしらすが大人気で、海の近い地域では美味しい釜揚げしらす丼が食べられるお店が繁盛しています。

宮崎県の釜揚げしらすの美味しさの秘密はその鮮度にあるようで、水揚げされたしらすをすぐに工場で茹で、甘塩仕立ての釜揚げしらすとして加工しているそうです。

自宅でできる超簡単な釜揚げしらす丼をご紹介!

この「釜揚げしらす丼」、自宅で手軽に作れたら嬉しいと思いませんか? 自分の好みの具材を考えるのも楽しそうですよね。そこで、温暖な気候が魅力の宮崎で獲れた美味しい釜揚げしらすを使用した、調理時間わずか5分ほどで完成してしまう超超超簡単な釜揚げしらす丼の作り方をご紹介したいと思います。

用意するものはとてもシンプル。まずはあつあつの白ご飯と…

釜揚げしらす、生卵、ネギを用意し…

バランスよく盛りつけていくだけでOKです!
生卵を入れるためにご飯を少しくぼませるとスムーズに盛りつけが進みます。

ここで隠し味でぜひともお勧めしたいのがこちら!

少し前に流行りました「食べるラー油」です!この食べるラー油を最後に添えて、お好みで麺つゆを少量かけたら完成です!わさびがお好きな方は、ほんの少しだけ加えてみても美味しくお召し上がりいただけます。

ご飯に具を乗せていくだけなので、とても時短で完成してしまいます。お腹がすいている!すぐに食事にしたい!という時にピッタリのレシピであると言えるでしょう。釜揚げしらすそのものに味が付いているため、調味料は最小限にしておりますので、量はお好みで調節してみて下さいね。

このように、スーパー等で手軽に手に入れられる材料だけで、簡単に美味しい「釜揚げしらす丼」を作れます。具材を変えてみたり調味料を変えてみたりと様々なバリエーションを楽しめるので、ぜひ一度お試し下さいませ!

ちなみに、5月4日は「しらすの日」でした。愛媛県西宇和郡伊方町においてしらすをはじめとする海産物の加工・販売をおこなっている「朝日共販株式会社」が、しらすの美味しさをより広めようとして制定したのが始まりなのだとか。5月4日という日付は、5月が全国的にしらす漁が盛んになる時期であることと、しらすの「し」と数字の「4」とをかけて選ばれたようです。