愛知県在住・ナチュラルフードコーディネーターの柿桃まいみぃです。よりナチュラルなものや、やさしい・おいしい、からだよろこぶものにアンテナを張り、日々勉強中です。
新しい生活が始まり、活動的になっている方も多いと思います。環境やお肌も変わり目の時季、ほっと一息つけて、美容にも嬉しい、やさしくおいしい甘酒しるこをご紹介します。

今や定番の発酵食品!“飲む点滴”甘酒

飲む点滴と言われている甘酒。今や定番の発酵食品で、食事に、スイーツに、ドリンクにと、様々な食べ方がありますよね。


甘酒には腸内環境を整える効果が期待されるほか、免疫力アップや疲労回復、血行促進、不眠解消、集中力アップ、ダイエット、美肌効果、アンチエイジングなどにも数々の効果があるとされます。栄養価が高いので授乳中のお母さんにもおすすめです。

甘酒には酒かすから作られている甘酒と米麹から作られている甘酒の2種類があります。米麹から作られている甘酒は、米を発酵させたブドウ糖で自然な甘みなので、お砂糖いらずでやさしく、安心して子どもの食事、おやつにも使えます。

さらに、玄米麹で作られている甘酒は、血糖値の上がり方が緩やかなので、よりおすすめです。疲れた時など回復効果が欲しい時には米麹の甘酒を飲むなど、飲み方を選ぶと効果的ですよ。

朝飲むと血圧改善や基礎代謝を上げる効果が、夜は神経の興奮を抑えて寝つきを良くする効果が期待できます。

とろりとあたたかい♪ほっとする甘酒しるこ

とろりとあたたかく、ほっとする甘酒しるこ。やさしくじんわりとあたためてくれます。

今回は、食物繊維と大豆イソフラボン、鉄分を一緒に摂取できる豆乳をベースに作ります。牛乳に代えても。

それからあずき。食物繊維やミネラルなど栄養価が高く、またデトックス作用もあるとされます。貧血を防いだり、フルーツと一緒に組み合わせることで鉄分の摂取ができたりする効果が期待されるので、春らしくいちごをトッピングします。

女性にはとても嬉しい甘味です。甘酒といちごの甘みだけなので、小さな子どもにもおすすめですよ。甘酒は熱に弱いので、熱を通しすぎないようにしてくださいね。

<材料>

  •  甘酒
  •  豆乳
  •  ゆであずき (今回は無糖)
  •  白玉 (お餅でも可)
  •  いちご

<作り方>

  1.  小鍋に豆乳をあたため、あずきを加え少し煮詰める(お砂糖やお餅をいれる場合は、ここで沸騰させないこと)。
  2.  火を止めて白玉と甘酒を加え、軽く混ぜたら器に。
  3.  いちごを飾って出来上がり。

甘いのがお好きな方は、お砂糖を入れて一緒に煮詰めてください。加糖のゆであずきにしてもお手軽でおいしく出来上がります。

水とこねて茹でるだけの白玉は、とてもお手軽です。出来立てはやんわ〜りあたたかく、やみつきになるおいしさなので、ぜひ手づくりに挑戦してみてくださいね。

食べる時はいちごを潰しながら食べると、いちご牛乳ならぬいちご豆乳に。しるこがだんだんピンクになっていって、見た目にも春らしいです。

ぜひあずきと、白玉と、いちご、一緒に口に入れて食してくださいね。やさしくあたたまって、からだも心もとろりと、とろけます。

ちなみにおしるこではありませんが、お茶やコーヒーのちょっとしたおともに、ゆであずきときなこ、甘酒を加えたものも、簡単でからだにやさしいおやつになりますよ。