愛知県在住のナチュラルフードコーディネーター・柿桃まいみぃです。今回は、混ぜて焼くだけの簡単キッシュを生地なしでさらに簡単に作ります。冬においしい根菜と豆、からだがあたたまる材料を使っての旬のキッシュ、簡単レシピをご紹介します!

冬においしい根菜と豆を使います

今回は旬の根菜としてレンコン、かぼちゃ、さつまいも、玉ねぎと、しめじ、黒豆を使います。これをあらかじめカットして味噌につけておくだけで、後は炒めて、混ぜて焼くだけという簡単レシピ!

具材を味噌漬けにすることで素材の旨味がアップし、野菜に行き渡った味噌の味で味付け入らず、手の込んだ様なとってもおいしいキッシュが出来上がります。どうやって作ったの?と聞かれるとっても人気のキッシュです。

ジップロックに入れておくだけなので、時間がある時に野菜をカットして味噌ダレに1〜3日冷蔵庫に寝かせておきましょう。

たくさんの野菜で栄養もとれますし、豆類は食べ応えがあるのでお肉類の代わりに使うことでヘルシー。あらかじめ蒸してある黒豆や大豆などを活用すると時短にもなります。お好みの具材や冷蔵庫の余り物をまとめて浸けておいても。

根菜と豆の味噌キッシュ

【材料】
お好みの根菜などの野菜(今回はレンコン・かぼちゃ・さつまいも・玉ねぎ・しめじ) 適量
お好みの豆(今回は黒豆、大豆やひよこ豆などでも) 1カップ

卵 3個
純生クリーム 1パック(200cc)
とろけるチーズ 適量(100g)

味噌 50g
みりん 大さじ1

【作り方】※オーブンは180度で予熱。

1.野菜を切り、水気を切ったらポリ袋に入れて、味噌とみりんを加えて揉む。冷蔵庫で1〜3日寝かせておく。

火の通りが早くなるので細かく、または薄めに切る。

2.フライパンにオイルを入れ、焦がさないように(1)を炒める。水分がなくなり全部に火が通ったら耐熱皿に移す。炒めた方が香ばしいですが火の通りやすいように野菜をカットし、レンジで柔らかくしても大丈夫。

火の通りにくいものから順に炒める。豆は最後に投入。

3.卵と生クリームをよく混ぜ(2)に加え、チーズをまんべんなくのせる。

4.オーブンに入れて180度で30分焼く。

チーズに焼き色がついて、竹ぐしをさしてみて生地が付いて来なければ出来上がり!

器や耐熱皿の大きさや深さ、オーブンによっても焼き上がりの時間が変わるので調整してみてくださいね。

簡単レシピのキッシュの具材を変えて

どんな野菜も味噌漬けでおいしさがアップします。味噌漬けにする野菜はどんなものでも合い、クセのあるものでも合わせやすいのが特徴です。

特に味噌漬けキッシュに合う食材は、ベーコン、ウインナーやひき肉などのお肉類、ごぼう、にんじん、キャベツ、アボカド、じゃがいも、鮭、牡蠣、いわし、さば、きのこ類などです。

火の通りにくいものは薄めに切って漬けておくことで、炒めた時に火の通りが早くなります。

また、味噌自体にも白味噌や米味噌、麦味噌、豆味噌と、種類によって味が違うので、いろいろな味噌に漬け込んでキッシュにして味の違いを楽しんでみても良いですね。

味噌と生クリームでしっかりとした味のキッシュ。ヘルシーにさっぱり食べたい時には生クリームを豆乳に変えて

シーンに合わせて具材を変えて

もうすぐ来るクリスマスには、ベーコンや鶏肉×ブロッコリーを使ったキッシュはいかがでしょうか。

お正月には黒豆やレンコン、エビなどを使ったり、おせちで余った食材を細かくして味噌漬けにしてキッシュにするのもおすすめです。

お誕生日には主役の好きな食材を入れてあげると、食べた時にサプライズもできますよ。

熱々でも、冷めても美味しい味噌漬けキッシュ。しっかりした味なのでお弁当にも便利ですし、手の込んだような華やかな一品になるので、持ち寄りやパーティなどでオーブンから出してそのまま器ごと出せるため持ってこいですよ!

今回のキッシュは卵と生クリーム(または豆乳)、チーズがあれば、自宅にある材料でおいしく作れるので、旬の食材を使っていろいろ作ってみて下さいね。