江崎グリコは13日まで、ベーカリーカフェ426表参道(東京都渋谷区)で、作りたての「牧場しぼり」を味わえる期間限定ストア「できたてアイス専門店 新鮮ミルクのアイスクリーム屋さん」を開店している。液体窒素を使って新鮮ミルクをその場で調理する「できたて牧場しぼり」を販売。牧場風の内装を施した飲食エリアも備え、喧噪(けんそう)を離れたくつろぎの空間とおいしい時間を提供する。

同ストアで販売する商品は、イートインメニュー(500円)、テークアウトメニュー(同)、工場直送牧場しぼりスペシャルセット(1000円)の三つ。イートインメニューは牧場を模したかわいらしいプレートにアイスを載せて提供。プレートの下部にドライアイスを仕込むことで、着席後に店員がお湯をかけると白い煙がもくもくとわき上がる演出も用意する。

1階ではガラス越しにアイス作りの様子を見学できる

開店を記念して4月26日、同品CMキャラクターを務める高畑充希が1日店長に就任。カフェ店員スタイルで登場した高畑は、スタッフの説明を聞きながらミキサーを自ら操作し、アイス作りを実演した。

日頃からアイスをよく食べるという高畑も納得のおいしいアイスが完成。液体窒素をミキサーに投入して白煙を上げる演出なども行われた。同品の魅力を「ミルク感がバーンと来る。搾って3日以内のミルクを使っておりすごくおいしい」と表現。1日店長を大いに楽しんだ。

「牧場しぼり」は02年に発売され、現在は同社アイス分野の注力商品の一つに成長。搾って3日以内の新鮮ミルクを使用し、ミルク本来の甘みやコクなど、素材のおいしさを実感できるアイスとして人気を博している。今春は基幹品の「濃厚バニラ」「ラムレーズン」「つぶつぶいちご」に、期間限定の「一番摘み抹茶&ミルク」を含めた4品を展開する。

◇日本食糧新聞の2018年5月9日号の記事を転載しました。