今回ご紹介する「鹿児島玉手箱弁当」が購入できるのは、鹿児島県内で最もにぎやかな駅・JR鹿児島中央駅です。KIOSKや鹿児島銘品蔵で購入できます。お値段はとってもリーズナブルな790円です。

コンパクトで持ち運びしやすい!

鹿児島玉手箱弁当のパッケージはメインの黒地に花とむすび紐がデザインされていて、お手頃なお値段なのに高級感を感じます。その姿はまさに「玉手箱」といったところでしょうか。

お弁当のサイズは おおよそ縦10cm×横19cm×高さ5.5cm。とてもコンパクトです。

包み紙を剥がした状態の写真がこちらです。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、しっかり仕切られているのが好印象です。通常、お弁当を買った後に移動するとお弁当がヨレてしまわないか、とても気を使いますよね?

「気をつけていたのに、汁がモレていた……」と悲しい思いをしたこと。筆者はなんどもあります。けれども、鹿児島玉手箱弁当は仕切り+お弁当に厚みがあるので、お弁当の中身が安定しています。

鹿児島玉手箱弁当の中身はこちら。

左側に唐揚げや昆布巻きといった細々としたおかずが並び、右側にご飯とメインのぶりの照焼があります。

甘みが口の中に広がる「さつま揚げ」

鹿児島玉手箱弁当をパカリとひらいて、何から食べるか迷ってしまった筆者。

今回は、さつま揚げから食べてみました。さつま揚げは小ぶりな一口サイズでしたが、ここはあえて、お上品にいただきましょう。さつま揚げのじゅわっとした甘みが口の中に広がります。

実は、他県から来た人からすると、鹿児島県のさつま揚げは甘みが強いのだとか……。旅先ならではの味付けの違いを感じてみてください。

さて。実はこの「さつま揚げ」、鹿児島では「つけ揚げ」とも呼ばれているのをご存知でしょうか?(鹿児島なまりも入って、「ちけ揚げ」と聞こえることも……)

鹿児島のつけ揚げを気に入ったら、鹿児島中央駅にあるお土産屋さんで自分用おみやげを買っちゃいましょう!

天ぷらと思いきや……おしゃれな湯葉

しっかりとしたお醤油の味付けが特徴なブリの照焼。つややかに炊き上がった国産米使用のご飯などを食べ、「さあ揚げ物に手を出すぞ……!」と思っていたところ。

お箸でつまんでみて、意表を突かれたのがこちら。

一見天ぷらかと思わせておいて、正体はなんと湯葉。中に入っているのは海老でした。ちょっとオシャレ感があります。

鹿児島玉手箱弁当の左上には、西郷さんのシールが貼られていました。2018年の大河ドラマは「西郷どん」。それもあって、鹿児島を楽しむなら今年がベストなんです。

旅の荷物が多くなりがちな女性でも持ち運びしやすい、コンパクトな鹿児島玉手箱弁当を食べて、ワイドに鹿児島県を楽しみましょう!

<まとめ>
オシャレ(カワイイ):玉手箱みたいな掛け紙に西郷さんのシールがプラス!
コスパ:ブリの照り焼きにさつま揚げ、湯葉巻き海老まで
ヘルシー:魚介メインと“なんちゃって揚げ物”でヘルシー
食べやすさ:持ち運びしやすいコンパクト仕様。おかずの汁モレもナシ

<販売情報>
「鹿児島玉手箱弁当」
価格:790円(税込)
主な販売駅:JR 鹿児島中央駅
製造:有限会社 ますみつ(099-247-8821)