温泉の蒸気でタマゴもホクホクに!小浜温泉の名物「蒸し釜」
湯けむり立ち上る、温泉のまち「小浜」。長崎県雲仙市、島原半島の西側・海岸一帯に沸く小浜温泉街にはいくつもの温泉宿のほか、だれもが無料で楽しめる「日本一長い足湯 ほっとふっと」があります。足湯のそばには「蒸し釜」が設置されており、ここでいろいろなものを蒸して食べることができます。
湧き出る高温の源泉であっという間に美味しく
足湯「ほっとふっと105」のすぐ横に設置されている「蒸し釜」はおよそ105℃で湧き上がるという高温の源泉を利用したもの。
小浜温泉街はそこかしこで湯けむりが立ち上っていますが、この蒸し釜の側は特に蒸気の量が凄い!
卵や野菜、魚介類など好きな食材を持ち込み、釜の中へ。フタをしてしばらく待つと、アツアツの蒸し料理の完成です!自然の力で蒸し料理なんてとってもエコ。
もちろん、手ぶらでもOK。すぐ横に売店があり、卵やサツマイモなどが販売されています。これを、レンタルの蒸しかご(30分200円)に入れて、蒸し釜へ。
蒸時間は、卵(8~10分で半熟へ)、さつまいも(小20分、中30分)。このほか、ほうれん草(1分)、ブロッコリー(3分)、たこ(7分)、くるまえび(7分)など、蒸し時間の目安も書かれているので参考にしながら蒸してみましょう。
こちらで購入した卵は地元産のもので、ゆで上がった卵の黄身が濃い!うまみがぎゅっと詰まった、蒸したて料理は格別です。
「温泉卵」というと、黄身も白身もトロトロに仕上がったものをイメージしますが、ここでは高温の蒸気で蒸し上げるので写真のような仕上がりに。この時はちょっと長めに蒸したので、プルンプルンの白身と、ホクホクの黄身に仕上がりました。蒸し時間を調節して、好みの仕上がりに。
ちなみに、釜の利用は無料で食材の持ち込みも自由。とっても気軽に利用できる蒸し釜です。
蒸し時間にも足湯が楽しめる!
蒸し釜横の足湯も、無料。源泉の温度「105」にあわせ、105mという長い足湯場が海岸沿いにつくられているので、ゆっくりと足をあたためながら温泉気分を味わえます。
蒸し釜の利用中に足湯であたたまりながら待ち、出来上がったものをふたたび足湯につかりながら楽しむ人の姿もあり。
食べものを落とさないように注意が必要ですが、温泉の町ならではの楽しみ方ができるスポットなのでおすすめです。
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