山形県天童市在住のたべぷろ編集部員・にゃめろんです。進学を機に山形県に移住し、結婚前の6年間を米沢市で過ごしました。地元を離れ、山形の独特な食文化に驚いたり、感動したりですっかり虜になっています。今回は米沢市民のソウルフードと呼ばれる「義経焼」について、そして自宅で楽しむ方法もご紹介したいと思います。

なみかた羊肉店が発祥!地元住民に愛される味

義経焼は、米沢駅近くの羊肉専門店・「なみかた羊肉店」で考案されました。従来のジンギスカンは肉が厚切りで醤油ベースのもの。それに対して、薄切りで味噌ベースにした新しいジンギスカン「義経焼」。

これが米沢市民の心をつかみ、夕方に裏通りを通るとそこかしこから義経焼の香りがただよったというほどでした。

義経焼誕生秘話 なみかた羊肉店

簡単調理で義経焼が自宅でも楽しめる!

続いては、自宅でその香りを感じながらおいしくいただく方法です。米沢市民のソウルフードが実は自宅でも楽しむことができるのです。なみかた羊肉店の公式HPでは冷凍羊肉と特製の味噌ダレの義経焼セットを通信販売しており、お店以外でも味わうことができます。

冷凍義経焼セット(2人前)・冷凍羊肉(400g)・味噌だれ(118g)

作り方はとっても簡単。キャベツ、長ネギ、タマネギなどお好みの野菜をざく切りにします。野菜の量は一人前のお肉に対して約100gが目安です。

次に解凍した羊肉に味噌だれを絡めます。そして、強火で熱したホットプレートやフライパンに羊肉をいれ、間髪入れずに日本酒を振りかけます。そして野菜も投入し、全体に味噌が絡んだら完成です。

とってもシンプルで余計なテクニックは必要ありません。

味噌の香りでご飯がすすむ!お酒のおつまみにも

食卓に並べてみるとジンギスカンの独特な香りと味噌の香ばしい香りが食欲をそそります。白いご飯との相性も抜群! 日本酒を多めに振りかけてつゆだくにし、どんぶりにする食べ方もおすすめです。

またお酒のお供としても優秀です。ビールを飲みながらお肉をガツガツ堪能するのも良し。日本酒と合わせても、お酒もお箸も止まらない美味しさです。

そんなおいしい義経焼を楽しめるお店・なみかた羊肉店は米沢駅近くと、米沢市中心地の金池にあります。山形に立ち寄った際には「なみかた羊肉店」で本場の義経焼を味わっていただきたいです。遠方でそれが難しいかたはHPをチェックしてご自宅で楽しんでくださいね!