未知なるエイリアンラーメン!有明の「ワラスボ」ダシのきいた緑の一杯
福岡県柳川市で製造・販売されている「エイリアンラーメン」と未知なる遭遇。各メディアにより全国区の知名度となった「有明海のエイリアン」ことワラスボのエキスをきかせた緑色のスープでビックリ!果してお味のほどは・・・?
有明海のエイリアン、ワラスボとは?
ワラスボは、日本では有明海にしかいない「ムツゴロウ」と並ぶ珍しい魚。
内蔵が透けて見える灰紫色の体と、退化してほぼない目、狂暴そうな歯がむき出しになっている顔が、映画「エイリアン」に登場する宇宙生物と似ていることから「エイリアンのような魚」とも呼ばれます。
地元では新鮮なうちに刺身やお寿司、お味噌汁にしていただくほか、泥臭さが残りやすい内蔵を取り干物にして食べることが多いよう。
しかし馴染みのない人にとってはかなり見た目がグロテスクなため、そのまま食べるには躊躇してしまう。
そんな現状を打破し「ワラスボはおいしい!」というのを知ってもらうべく、福岡県柳川市にある「有明茶屋」によって開発されたのがワラスボの出汁入りインスタントラーメン「エイリアンラーメン」。
エイリアンの姿はなくとも、グリーンのスープに躊躇…だがイケる
エイリアンラーメンには、“福岡のラーメンを作るためだけに生み出された” という「ラー麦」を使用したコシのある麺(乾麺にしたもの)と、「ALIEN」と記された謎の粉(粉末スープ)がセットになっています。
沸騰したお湯に麺をいれて煮ほぐし、スープを入れて…と手順に沿って作ると…
…!!
なんとも衝撃的な緑色のスープ。これはエイリアンの体液をイメージした、こだわりのスープなのだそう。「体液」と聞くとなおさら食欲を削がれてしまいますが、なかなかのインパクト。これは忘れられない体験。
恐る恐る頂いてみると、意外にもイケる。見た目によって味がうまく感じ取れない気もしますが、「特製塩スープ」となっているようです。個人的には和風な味わいにも思えました。
麺がスープに浸かっている時間が長ければ長いほど麺も緑に染まっていきます。(写真撮影の時はあえて具をいれませんでしたが、野菜などを入れても緑に染まりました)
ちょっと珍しいお土産やB級グルメとして若い方向けにプレゼントしても面白いかもしれません。
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