東京都新宿区でルミネが手掛ける商業施設「NEWoMan(ニュウマン)新宿店」は、2月15日~3月14日まで、日本各地から選りすぐりの食材を使ったイベント「NEWoMan FOOD FESTIVAL(ニュウマン・フードフェスティバル)」を開催。第2回目となる今回は、高知県が後援し、土佐の五つの食材を選定。11ショップが全20種類のオリジナルメニューを提供する。

今回提供される食材は、国産和牛流通量の0.1%といわれ、赤身と霜降りのバランスが絶妙の「土佐あかうし」、市販のS玉よりも小ぶりながら黄身の張りと濃厚な味が特徴の、高知県の地鶏「土佐ジロー」の卵、発祥の地とされる土佐市宮ノ内地区の「土佐文旦」、日本で初めて本格生産を始めた「土佐ベルガモット」、高知県が発祥の地とされるフルーツトマトの全5品。それぞれ、各店舗ならではのメニューアレンジが加えられ、提供される。

同店営業部販売促進グループの吉田尊氏は、「都心ではなかなか味わう機会の少ない食材を楽しんでもらい、土佐ブランドの魅力を知ってもらいたい」とキャンペーンの狙いを語った。提供される食材は、ニュウマン新宿店に入る各店のシェフが実際に生産地に足を運び、メニュー作りのインスピレーションを受けた品々だ。

ニュウマン新宿店は16年3月にオープン。昨年4月に開店1周年を記念し、「いわて短角牛」を使った第1回フードフェスティバルを開催した。年間800頭しか出荷されない希少牛を1頭買いし、ニュウマン内の5ショップでオリジナルメニューを展開し、好評を博した。

◇日本食糧新聞の2018年2月21日号の記事を転載しました。