沖縄県宮古島の「あずま屋」は、高校生相手の「カレー」で有名なカレー弁当の専門店。白飯に鶏ササミフライをのせたフードパックが軒先に並び、注文後に店員がカレールーをかけ、客は好みにマヨネーズと中濃ソースをトッピングして持ち帰る。
これだけで日販は約250食、最盛期は400~500食に達したという、宮古島のソウルフードである。カレーの底力を存分に生かし、シンプル・イズ・ベストを地で行く、ユニークなローカル事例だ。