眞露は、20~30代の若年層に向けたレモンサワーの提案として、五つのオリジナルレシピを訴求している。メープルとレモンを漬けた酒にレモンを搾るぜいたくな「メイプリッチレモンサワー」などを6日から、同社ホームページで公開を開始。家飲み時などに、多彩なレモンサワーを自分でつくる楽しみをアピールしていく。同社の主力商品である韓国焼酎「JINRO」再活性化策の第3弾。

「JINRO」の再活性化策では16年から「Let’s÷JINRO つくるのも、たのし~お酒」とのブランドメッセージを発信。独自に開発した剣山型のスクイーザーを使い、搾ったレモンの半身をそのままグラスに入れる「丸搾りレモン〈ブチ込み〉サワー」を、主に業務用で提案してきた。

「丸搾り」が全ての年代をターゲットにしていたのに対し、今回は20~30代に限定し、ピンポイントで提案する。レシピは「メイプリッチ」のほか、ヨーグルトを使った「ホワイト」、黒糖と黒酢を混ぜた「くろクロ」、ほんのりしょっぱい「塩麹」、綿菓子を上にのせた「クラウド」の5種。剣山型スクイーザーをデザインしたシンボルマークも作成しており、グラスやPOPで取組みの認知度アップを図っていく。今後、スクイーザーやグラスが当たるキャンペーンも展開していく予定だ。

メープルとレモンを漬けた酒でつくる「メイプリッチレモンサワー」、右が独自に開発した剣山型スクイーザー

◇日本食糧新聞の2017年4月12日号の記事を転載しました。