楽天は19日~3月31日まで、東京・渋谷の「楽天カフェ渋谷公園通り店」3階にある「楽天カフェ渋谷FCバルセロナフロア」で、1980~81シーズンから2013~14シーズンに選手が実際に着用した歴代ユニホーム48着の「FCバルセロナ ユニフォームコレクション」を展示している。同社はスペインのサッカークラブ「FCバルセロナ(バルサ)」との「メイングローバルパートナー」および「オフィシャル イノベーション&エンターテインメントパートナー」で、同カフェを運営している。

今回の展示は、「FC Barcelona Museum」(※1)監修の下、バルサの熱狂的なファンで世界有数のユニホームコレクターでもあるアゲシラオス・パパドポロス氏が所有するユニホームの中から、よりすぐられた48着を楽天が借用し実現。バルサの公式ストア「FCBotigaサグラダ・ファミリア」で15年に展示されたもので、バルセロナ外で展示されるのは初となる。

同コレクションは、バルサの歴史とともに、ユニホームそのものの進化も楽しめる内容だ。リオネル・メッシ、アンドレス・イニエスタなど現役選手や、ジョゼップ・グアルディオラ、カルレス・プジョルなどのレジェンド選手のユニホームがフロアの壁一面に展示され、一部には直筆サインも書かれている。

今回の展示では、楽天独自の取組みとして、研究開発部門の「楽天技術研究所」による複合現実(MR)技術を用いた双方向型コンテンツも楽しめる機会を提供する予定だ(※2)。マイクロソフト・ホロレンズ(Microsoft Hololens)を着装して展示されたユニホームを見ると、ユニホームを着用した選手の画像やバーチャルのサッカーボール、パートナーシップに関する動画コンテンツが現れ、現実と仮想が融合した世界を体験できる。

(※1)バルサのホームスタジアムであるカンプ・ノウの中にある博物館で、バルサの歴史や、過去に勝利したトロフィーなど数多くの貴重な展示物が見学できる
(※2)コンテンツの一般公開日程は今後「楽天カフェ」ホームページで告知する

◇日本食糧新聞の2018年1月26日号の記事を転載しました。