香川で人気の骨付き鶏は2種類ある!「親」と「ヒナ」のおいしい食べ方
香川県高松市在住のたべぷろ編集部員・しまだゆうです。香川県の郷土料理として「うどん」同様に知られているのが、骨付き鶏。実は、この骨付き鶏には親とヒナの2種類が存在します。初めて食べる人は、どちらを食べるか迷ってしまうかもしれません。そこで、今回は二つの違いについて紹介していきます。
「親」と「ヒナ」って何が違う?
以前、「マンガ肉も?ニッポンの鶏肉のおいしい食べ方7選【10月29日は国産とり肉の日】」でもご紹介した香川県の名物料理「骨付き鶏」。香川県で骨付き鶏を扱っているお店に行くと、多くの場合「親」か「ヒナ」を選ぶことになります。しかし、他県の人や初めて食べる人にとっては違いが分かりませんよね。そこで、まずは二つの違いを簡単に説明していきます。
ずばり言ってしまうと、違いは硬さにあります。「親」は歯ごたえバッチリで、コリコリとした独特の食感を楽しむことができます。噛むほどに旨みが出てくるので、ビールとの相性はバツグンです。
一方の「ヒナ」は軟らかくて、とても食べやすくなっています。骨付き鶏を初めて食べる人や女性の方におすすめです。
その日の気分で「親」or「ヒナ」をチョイス♪
骨付き鶏を食べに行った時、その日の気分によって「親」と「ヒナ」を食べ分ける人も少なくありません。
暑い夏などは、冷えたビールが恋しくなります。そして、ビールを飲みながら食べるのであれば、やはり歯ごたえが楽しめる「親」を選ぶ人が多くなります。冷えたビールとスパイスの効いた歯ごたえのある鶏肉の取り合わせは、やみつきになること間違いなし。
また、お腹が空いてガッツリ食べたい時には「ヒナ」を選択する-という人も。軟らかくてジューシーな「ヒナ」はご飯のお供にも最適です。表面はカリっとしているのに、中はジューシー。口の中に広がる肉汁が、ますます食欲をそそります。
ちなみに、香川県で有名な骨付き鶏の店「一鶴」では、全国通販も行っています。
想像以上の違い!実際に食べなければ分からない!?
同じ鶏肉なのに、これほどまでに違うのか? 「親」と「ヒナ」を食べ比べた人の多くがこのような感想を持ちます。
私も、初めて「親」を食べた時にはとても驚いたものです。もちろん、それまでに硬さに違いがあるということは聞いて知っていたのですが、実際に食べてみた時は、あまりの違いに驚きを隠せませんでした。
この違いは、是非とも皆さんも食べて実感するべきだと思います!
香川県のご当地料理「骨付き鶏」には、「親」と「ヒナ」の二つが存在します。歯ごたえを味わいたい人やお酒と一緒に食べたいという人は、「親」を選択するといいでしょう。「骨付き鶏」を初めて食べるという人には、軟らかくて食べやすい「ヒナ」をおすすめします。
しかし、やはり二つとも食べていただいて、その違いを実感していただきたいと思います。そして気分に合わせて「親」と「ヒナ」を食べ分ける-。ここまで来れば、あなたも立派な「骨付き鶏」“通”です!。
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