はじめまして。「台所は家庭の薬箱」家庭の台所から家族の健康を整える重ね煮健康料理研究家の田島恵です。
鎌倉市で「重ね煮アカデミー®」を主宰、これまでに587名のお母さん方に陰陽調和の重ね煮を通して、家族の健康を整える術をお伝えしています。
なぜ重ね煮が素晴らしいのか?重ね煮を取り入れるとどう変わるのか?重ね煮の魅力はたくさんあります!
これから少しずつご紹介していきたいと思いますが、まずは、私自身の自己紹介を兼ねて、重ね煮に出会う前と後、つまり「田島恵のビフォーアフター」をお届けしたいと思います。
今日は重ね煮に出会う前の私。ビフォー編です。

学生時代の苦手な科目は家庭科

料理を教える人というと、小さい頃から料理好きという印象があるかと思いますが、私はその真逆。
料理上手だった母のおかげか、母のせいと言うべきか食べる専門で料理が全くできない、学生時代の苦手な科目は家庭科というくらい包丁を持たないまま成長して結婚してしまいました。

今の私の仕事に最も驚いているのは母です。
結婚しても料理熱は変わることなく上がらず、夫が食事がいらない日は外で食べるかコンビニで簡単なものを買うという状態でした。

今のこの姿は当時想像もつきませんでした。

料理の第一歩は息子の出産から!

当時の私の好物はチョコレートと菓子パン。学生時代から生理不順を抱えており、結婚後に不妊治療を始め、2年半の治療を経て、現在18歳の長男を出産しました。
出産後、仕事をやめて家にいる時間が増えて、「料理でもしてみようかな。」と始めたのが、料理の第一歩です。なんと遅いスタートでしょ!!笑。

料理をしてみると、夫がおいしいと食べてくれる。息子も離乳食をよく食べてくれる。「おいしいと食べてくれる人がいるのはうれしい。」と作るのが楽しくなっていました。

息子のアトピー発覚!!

ところが息子が1歳になった冬、お風呂で太ももの内側をかゆがり、かきむしり、真っ赤になっていることに気が付きました。
そのうち、ひじの内側、ひざの裏側などの身体のやわらかい部分に広がってきたので、驚いて皮膚科へ連れて行きました。

診断は「アトピー性皮膚炎。」私はものすごいショックを受けました。
というのも、私が学生の頃はアトピー性皮膚炎は珍しく、学年で1人か2人。
「この子はどうなってしまうんだろう。食べるものが限られてしまうのかな。」と目の前が真っ暗になってしまったのですが、そんなことはお構いなしに先生はさらっと「塗ってくださいね。」と薬を出してくれました。

その薬を塗ると、肌はあっという間にきれいになり、「薬ってすごい!」と薬の威力に驚きました。
「薬をしっかり塗ればいいのだ」と、不妊治療で薬のチカラで息子を授かった私は、薬の威力を信じ、皮膚科通いが始まりました。

3歳の頃の息子と私

気管支喘息まで発症!!病院通いの日々

アトピー性皮膚炎の発症と同時期に、寝付いたと思ったらせき込んで起きてしまうという症状が現れ、小児科で気管支喘息の診断。

気管支拡張剤を処方されたのですが、これもまた驚くほどによく効きました。
両方の薬は息子にとって欠かせないもの。1歳と少しで息子は皮膚科と小児科の病院通い。
加えて、ひと月に一度は熱を出し、熱を出すと3日は下がらないという身体の弱さ。
1歳ですぐにインフルエンザにかかり、点滴通院をするくらいの重症化、ノロウィルスも重症化して点滴通院、蓄膿にもなりました

また、予防接種にはことごとく副反応を起こすというように、私たち親子は小児科の常連でした。
この病院通いは息子が3歳まで続きます。

次回は、重ね煮との出会いからのアフター編。私たち母子がどう変わったか?そしてそれからの展開も、、、お楽しみにしてくださいね。

重ね煮アカデミーでお伝えしているお料理(分つきごはん、春野菜の重ね煮味噌汁、春の筑前煮、キャベツとスナップエンドウの梅和え、しょうがのきんぴら)