山芳製菓は11日、少量で満足できるおいしさと食べ応えを実現した、「ポテトチップス 極深ポテト イタリアンピッツァ味」(写真)を発売した。近年、デパ地下などで、プレミアムなスナック菓子や米菓などが話題になっていることや、ポテトチップスに対し、少量で満足できる食べ応えのあるおいしさが求められていることに着目し開発した。

「極深ポテト」シリーズは、過去に発売したシリーズ商品も、消費者から濃厚な味わいが高い評価を得ている。

〈イタリアンピッツァ味〉は、菓子市場におけるピザ味の商品は、チーズの甘さを味わいの特徴にしているものが多いが、30代以上では、こうした味わいが苦手と感じる人が多いことから、同品では、深切りカットのポテトチップスに味を染み込ませた「オイルスラリー」の技術を使い、濃厚な大人のピザ味に仕上げた。

味わいは、イタリアンピッツァの特徴である、トマトソースをベースに、チーズを組み合わせたおいしさを表現。また、バジルやオレガノの香りを特徴的に表現することで、本格的なおいしさを実現した。

パッケージは、ピザのイメージと年末のぜいたく感を想起させるデザインにすることで、店頭での視認性と商品特徴が伝わるようにした。50g、150円。

◇日本食糧新聞の2017年12月15日号の記事を転載しました。