はじめての親子クッキングにオススメ!手を使って脳も育つ白玉だんごづくり【ご飯奮闘記】
皆さんこんにちは、母ちゃんライター高橋あんづです。皆さんは普段、お子さんと一緒にお料理を楽しんでいらっしゃいますか? 指や手を存分に使う「お料理」は、子どもの脳にもいい刺激がたくさん。そうは言っても包丁は危ないし、何歳くらいからどう始めるのかが分からない…とお困りの方も多いかもしれませんね。今回はそんなママさんたちに向けて、3歳頃から始められる親子クッキングをご紹介したいと思います。
存分に「手」を使うお料理は、脳を育ててくれる!
お料理の際、私たちは指や手のひらを使い、食材の硬さや手触りを感じながら作業していると思います。実はこうした「手」に与えられる刺激は、脳にとって大変有意義なもの。皆さんも「手を使っている人はボケにくい」、「手づかみ食べは知育にいい」というお話を聞いたことがあるかもしれませんが、それは手が脳の大脳皮質と密接な関係にあるから。
そうした点と食育の面から、長男が通う園ではカリキュラムに「お料理」が頻繁に設けられています。入園当初は「まぜる」「こねる」といった作業から始まったお料理も、夏休みを過ぎた頃からはプラスティック包丁の使用が始まりました。
今回は「はじめての親子クッキング」ということで、長男が園で最初に行った「白玉だんごづくり」をご紹介したいと思います。お団子は喉に詰まらせる危険があるため、食べ始めるのは奥歯が生えそろう3歳前後がよいとされています。
ただし、食べずに作る過程だけ楽しむのであれば、「白玉だんごづくり」は2歳に満たないお子さんでも一緒に行えますよ。わが家の3歳長男と1歳7カ月次男と一緒に、皆さんもレッツトライ!
ポイントは、「白玉粉」に「だんご粉」を混ぜること!
幼い子どものおやつとして作る場合、レシピのポイントは「白玉粉」に「だんご粉」を混ぜること。白玉粉だけではモチモチつるつるしたお団子になるので、うっかり吸い込んで喉に詰まらせてしまう可能性があるからです。だんご粉を混ぜると、モチモチながらも少しザラッとした仕上がりになりますよ。
<材料>
白玉粉・だんご粉・・・1:1の割合で
水・・・適量
きなこやあんこ・・・お好みで
幼稚園では白玉粉とだんご粉を大体「1:1」で用意しているようですが、多少アバウトでも大丈夫。わが家の場合、私と長男2人分と考えると「白玉粉60g:だんご粉60g」がちょうどいい感じです。
そして事前準備として、お子さんの爪を短く切ってあげましょう。子どもは粉をとにかくこねくりまわすので、雑菌が入らないためにも爪切りは大変重要。その上で、きれいに手を洗ってあげてください。準備ができたら、お子さんと一緒にコネコネスタート!
叱らず見守り、じっくり感触を味わわせてあげて!
ここから先は、一般的な白玉団子の作り方と同じです。少しずつ水を加えながら粉をこね、耳たぶ程度の硬さになったら一口大に丸めます。火が通りやすいよう、真ん中を少しくぼませてあげるといいですよ。
お湯が沸いたお鍋にポイポイ放り込み、浮かんできたらお玉ですくってお水にさらしましょう。お好みの味付けで仕上げをしたら、はい、完成!
ポイントは、子どもが粉を真面目にこねずに粘土のように遊んでいても、叱らずに見守ってあげること。子どもに感触を存分に味わわせてあげながら、「じゃあこうやって丸くしてごらん」「最後はぷにって押してみようか」など、優しく誘導してあげましょう。
細長くても、変な形でも、上手にできなくても、その出来上がりを親子で楽しんでくださいね。
次男の場合、その日によって参加したり、触るのを嫌がったり、反応は日によってさまざまです。触るのを嫌がる場合は無理強いせず、作る様子を観察させてあげてくださいね。
食べるときは喉に詰まらせないよう十分気を付けて!
粘土遊びのような感覚で取り組める「白玉だんごづくり」は、感触遊びを楽しみつつ、お料理を通して食育にもつながり一石二鳥。2歳前後から一緒に楽しめる、初めての「親子クッキング」におすすめのお料理です。
最後にもう一度言いますが、白玉をおやつとして与えるのは3歳頃からにしてくださいね。3歳を過ぎていても窒息には十分気を付けながら、「作る」と「食べる」をお子さんと楽しみましょう! それでは皆さん、また次回!
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