リョーユーパンとハウス食品は、「クリームシチューに合うチーズマンハッタン」を共同開発し1日に発売した。販売期間は来年2月28日までを予定しており、エリアは九州・西日本(四国を除く大阪以西)。また、東京のアンテナショップ「ザ・博多」でも12月1~10日の期間限定で販売する。

開発の背景には、2011年から始まったシチュー市場減少に対するハウス食品の危機感がある。食卓での登場頻度アップに向け、主菜ポジション強化を検討。今冬のキャンペーンで、冬場のメニューとして支持が高まる鍋料理に「ライバル宣言」を打ち出している。今回リョーユーパンとコラボしたのはその一環。

関係者首脳(リョーユーパン(右)とハウス食品)

同社が誇るロングセラー商品「マンハッタン」で、シチューと一緒に楽しめる新商品を共同開発することとなった。また、リョーユーパンとしてもパンで夕食市場を開拓するのは長年の悲願であり、双方のニーズが一致して実現した形だ。コラボ商品はほかに「3種のきのこのクリームシチュードーナツ」「チーズトースト」がある。販売期間については「3種のきのこのクリームシチュードーナツ」は1月末まで、「チーズトースト」は未定。

◇日本食糧新聞の2017年12月6日号の記事を転載しました。