女子高校生がマグロを豪快に解体–愛媛県立宇和島水産高校の「フィッシュガール」による宇和島産「だてまぐろ」のPR・解体ショーが、10月21、22日、大阪市北区の阪神梅田本店と堺市の大起水産で開催された「愛媛フェア」で行い、多くの買い物客の前で華麗な包丁さばきを披露した。

同校水産食品科は、授業の一環としてマグロ解体実習を行っている。今回、1年生の正木美羽さんと鎌田彩花さんが来阪。55kgもの巨大な伊達マグロを約45分間かけ豪快に解体し、マグロそのものについてだけでなく、さばき方や料理法までを説明した。解体後は販売に参加した。

鎌田さんは「大きなマグロの解体は力がいり大変だが、多くの人と出会えることができとても楽しい。私たちのショーを見て、魚に対する関心を深めてもらえたら」と話した。

同県は10~11月、同2店を含む関西4店舗で愛媛フェアを開催。店舗ごとに戸島一番ブリや伊予豚、ミカンなどを販売した。売場にはキャラクターの「みきゃん」が、同県産ミカンをプレゼントしたほか、大起水産街のみなと堺本店には同県の都市伝説として有名な「蛇口からみかんジュース」も登場し、好評を得た。

◇日本食糧新聞の2017年11月10日号の記事を転載しました。