気がつけば11月・・・昨年より遅いとはいえ木枯らし1号も吹き、 “冬”の訪れを感じますね。今年は比較的温暖な秋だったせいか、急に気温が下がるようなことがあると、体調を崩しがち。その中でも発症しやすいのは、「コホコホッ」といった咳や、「イガイガ」とした喉の奥の違和感ではないでしょうか。
そんな季節の変わり目に、喉をおいしく&やさしくサポートする食品が「のど飴」です。需要期を迎え、イマ、のど飴の新製品が勢揃い!一気にご紹介いたしましょう。

はちみつゆず茶のど飴 とろ~りユズピール入りペーストがセンターin!

「はちみつゆず茶のど飴」(カンロ)

「はちみつゆず茶のど飴」は、殺菌・抗菌作用があるというはちみつを配合したのど飴です。

はちみつならではのまろやかな味わいに、さわやかなユズが合わさり、ほっこりとしたおいしさになっています。そのゆずは、ゆず製品もたくさん販売している「高知県馬路村産」。飴の中心には、とろ~りとしたゆずの果皮(ピール)入りのペーストが入っており、とろり食感も楽しめます。

さらに本物のユズ茶を濃縮したものをキャンデーとペーストに使用。ビタミンC配合というおまけも嬉しいですね。

10月31日から全国で発売中、オープン価格/70g (個包装紙込み)です。

マヌカハニーキャンディ ニュージーランド産マヌカはちみつを使用

「マヌカハニーキャンディ」(ロッテ)

「マヌカハニー」をご存じですか? その機能性がクローズアップされ、じわじわと知名度を上げているはちみつの一種です。ニュージーランドに自生するマヌカの木から採れ、独特の成分を含むマヌカハニーには他のはちみつより強い抗菌力があり、それに伴うさまざまな健康効果が期待されているのですね。

「マヌカハニーキャンディ」は、そんなニュージーランド産マヌカはちみつを4%配合しています。のど飴によくある、ハーブエキスを配合したものではありませんが、「マヌカハニー」が喉をやさしく潤してくれそうです。また他の原料も砂糖と水あめだけなので、マヌカはちみつ本来の味が楽しめますよ。

9月26日から全国で発売中、オープン価格(参考小売価格425円税別)/30 gです。

ビタミンC5000のど飴 ビタミンCとハーブのW 配合!

「ビタミンC5000のど飴」(アサヒグループ食品)

「ビタミンC5000のど飴」は、ビタミンCが配合されたのど飴です。

1袋当たりビタミンC 5000mgが入っているだけでなく、喉にやさしいハーブエキスが配合されているのですが、その種類なんと21種!!

お味は、爽やかなライムの風味とほどよい酸味を楽しめるレモンの味わいが溶け合います。カロリーも30%オフなので、勢いで連食しちゃってもちょっと安心(?)。

こちらは個包装ではないのですが、便利なチャック付袋になっており、そのまま持ち歩いてササッと開けて食べることが出来ます。

10月16日から全国で発売中、オープン価格/93 gです。

キシリクリスタル <シトラスハーブミントのど飴> ブランド史上最高の“スースー”を味わって

「キシリクリスタル <シトラスハーブミントのど飴>」(モンデリーズ・ジャパン)※18年2月からは春日井製菓

「キシリクリスタル」ブランド史上最高の爽快感!・・・が最大のポイントです!

「キシリクリスタル <シトラスハーブミントのど飴>」も、21種のハーブエキスが入っています。さらに蒸留ペパーミントオイルを加え、のど飴としての機能性成分(ハーブエキス、ミント、メントール、ユーカリオイル、クーリング成分)を配合しているので、「スースー感」が半端ない!

お味は、シトラスハーブジンジャーのやさしくも爽やかな風味。同ブランドならではの、真ん中がひんやりするキシリトール層で、喉もひんやり~。

メントールで鼻もスッキリできるので、花粉が飛ぶ春先の季節にも活用できそうですよ。

ノンシュガータイプです。10月2日から全国で発売中、オープン価格/63g(個包装込み) です。

ミンティアエクスケア <ハーブミント><ミルクミント> デカいミンティアでのどケア!

「ミンティアエクスケア <ハーブミント><ミルクミント>」(アサヒグループ食品)

「ミンティア」を気分転換や、ちょっとした口臭予防的に食べる方は多いのでは? そんな錠菓「ミンティア」から“喉”をケアする新製品「ミンティアエクスケア」シリーズが登場!

いつもの小粒タブレットではなく、こちらは厚みのある大粒タイプ。口の中でなめやすい形状になっています。18種類のハーブミックスエキスがそれぞれに入っています。

<ハーブミント>は、『のどに清涼感』がキャッチコピー。ハーブミントの爽やかさと、喉に広がる清涼感が特徴です。結構、口の中が「ハーッ」とします(笑)。キキョウエキス、カリンエキスを配合。

<ミルクミント>は、『のどに潤い感』がキャッチコピー。ミルクミントのしっとりとしたやさしい味わいで、<ハーブ>より穏やかな落ち着く味わいです。マヌカハニー、乳酸菌100億個を配合(1製品当たり)。

片手で簡単に開けられるスリムボトルが格好いい!!オシャレですね。

10月2日から全国発売中で、オープン価格/25粒(25g)です。

のど飴 <ZERO> のど飴にも糖質カットタイプ登場!しかも“ゼロ”

「のど飴 <ZERO>」(ロッテ)

【糖質オフ食品10選】では、「糖質90%オフのど飴」(森永製菓)をご紹介しましたが、「のど飴 <ZERO>」は糖質をオールカット!“糖質ゼロ”なんです。

飴の原料である砂糖などを置き換え、水溶性食物繊維を配合しています。喉ケア成分としてハーブエキスが13種類入っており、味わいはカリンの風味が漂うおいしさです。

便利なチャック付き袋入りになっています。10月17日から全国のコンビニエンスストアと駅売店で先行発売中で、オープン価格/88gです。

ゆずと和梨のど飴 日本の味“和梨”の味わいが珍しい

「ゆずと和梨のど飴」(カンロ)

<ゆず味>と<なし味>の2種類の飴が入ったアソートタイプです。気分に合わせて、違う味を楽しめるのはお得な感じ。(笑)

それぞれにゆずと和梨の果汁が入っているので、フルーツ感のあるのど飴に仕上がっています。 もちろん喉のためにハーブエキスを配合。ビタミンCも入っています(1粒で20mg配合)。

「スースー」成分のメントールは不使用なので、「スースー」が苦手な人や、お子さまにもいいですね。

10月10日から全国のコンビニエンスストアと駅売店を中心に発売中で、オープン価格/11粒スティックタイプです。

のど包むのど飴 パウダーがのどでじわじわと広がるのを感じて

「のど包むのど飴」(扇雀飴本舗)

「のど包むのど飴」も、21種類のハーブエキスが配合されていますが、さらにポルグルタミン酸とカテキンを入れ、より一層喉にやさしく仕上げてあります。

そして本品の大きな特徴は“やさしく広がるパウダー”。ミントハーブ味とともに、パウダー効果を実感してみて下さい。

9月18日全国発売中で、オープン価格/80g(個装紙込) です。

おくちうるうるのど飴 のどだけでなく、お口の中も潤います

「おくちうるうるのど飴」(春日井製菓)

「おくちうるうるのど飴」は、パッケージにも書いてあるように、舐めていると「うるうる」することがポイント!

そして、その舐め心地がとろけるようだというのです・・・これは気になりますね!

さらに喉だけではなく、“おくちのケア習慣”(これもパッケージ上部にも記載)もしてくれるといいます。そのためにポリグルタミン酸、ヒアルロン酸、有機酸、カテキン、キシリトールを配合してあるのです。

お味は、レモンミント味(レモン果汁入り)。お口のケア製品らしく、ノンシュガータイプでもあります。

9月4日から全国発売中で、NPP/62g(個装紙込み)です。

キュービィロップ <乳酸菌のど飴> 乳酸菌&コラーゲンが入った機能性タイプ


「キュービィロップ <乳酸菌のど飴>」(ブルボン)

【乳酸菌入り食品10選】では、「乳酸菌ミルキーのど飴(おいしくプラス)」(不二家)を紹介しましたね。「キュービィロップ <乳酸菌のど飴>」も同じく乳酸菌入りののど飴です。おいしく食べながら、さらに機能性成分が入っていると嬉しいですよね。

まず「キュービィロップ」と聞いて、懐かし~と思った方は30代?(笑)小粒なキャンデーを2粒ずつ個包装にした、あのシリーズの新アイテムとして販売中です。

こちらは、乳酸菌(1袋当り約3000億個)だけでなくコラーゲンペプチドも300mg入っているので、女子的には嬉しいアイテム!

<レモンミルク味><グレープミルク味><ライチミルク味><ストロベリーミルク味><マスカットミルク味>の5種がアソート。 もちろんハーブエキスは配合されています。

10月10日から全国発売中で、ノー・プリント・プライス (参考小売価格200円税別) /100g(個装紙込み)です。

10月23日には、やはり乳酸菌入りの「e-maのど飴 乳酸菌 ブルーベリー」(UHA味覚糖)も発売されており、うーん・・・恐るべし!乳酸菌ブーム。

 

喉元に清涼感をもたらすのど飴は、結構クセになっちゃう人も多いですね。製品ごとにその「スースー感」や「うるうる感」も異なりますし、味もさまざま。自分が好きなタイプを探してみるといいですよ。

そう、のど飴はあくまでも「お菓子」。おいしく食べてなんぼ!・・・薬ではありません。もし喉がいがらっぽくなった時は風邪の引き始めかも。これからますます寒くなる時期、のど飴を上手に活用しながら、体調管理にも気をつけていきたいものですね。

◇日本食糧新聞「商品Watch」および、新製品情報サイト「食@新製品」の記事を一部転載しています。