秋めいて参りましたね。紅茶担当の星なお子です。秋といえば、「食欲の秋」を一番に思い浮かべてしまうのですが、皆さまは、「スポーツの秋」「芸術の秋」「読書の秋」・・・何が一番ですか? 秋は何をするにも心地よい気候です。
秋の夜長に、マロンミルクティーでほっこりと過ごすのも素敵ですね。いつものミルクティーに秋を彩ってみませんか?

マロンミルクティーの作り方

  1. 栗の渋皮煮(栗の甘露煮でも大丈夫です)の1粒を半分に切り、ひとつはそのまま、ひとつは細かく刻む
  2. ミルクティーを作る
  3. 温めたカップにミルクティーを注ぎ、市販のホイップクリームをのせ(生クリームから作る時は固めに作る)、その上に細かく刻んだ栗をのせ、半分の栗はスプーンの上にのせて飾る

栗の渋皮煮も作ってみました

栗が美味しい季節です。栗ごはんやモンブランなど、栗好きな女性は多いですね。栗は、美味しいうえ、小さいながらも栄養がぎっしり詰まっているのをご存知ですか?

ビタミンB1(疲労回復)・ ビタミンC(風邪予防)・亜鉛(免疫力高める)・カリウム(むくみ防止)・食物繊維(便秘解消)が豊富に含まれています。<注>カッコ内は期待される効果。

また、タンニンと呼ばれるポリフェノールの一種の成分が含まれていますので、老化防止・美肌効果が期待されます。女性は特に嬉しいです。

ただし、栄養価が高い分、カロリーが高いので、食べ過ぎにはご注意ください。ちなみに、栗約8個分が、ごはん1膳分のカロリーとなります。

先日、栗の渋皮煮を作りました。時間と手間がかかり、作業は大変ですが、その分、喜びは大きく、格別な美味しさです。新栗ならではの、穫れたての風味とほのかな甘みは、栗本来のおいしさを感じられます。

モンブランに合わせるならアッサムティーを

秋を代表するスイーツといえば、モンブラン。やっぱり旬の栗ですね。お店によってモンブランの味は様々ですが、芳醇な栗の香りと上品な甘さ、マロンクリームの濃厚な舌触りがなんともいえず、美味しいです。

そこで、モンブランに合わせていただきたい紅茶が、インドのアッサムです。

アッサムは、インド北東部にある世界最大の紅茶の産地「アッサム地方」で収穫され、インド国内で生産される紅茶全体の約50%以上を栽培しています。アッサム平原は、世界でも有数の雨量の多い地域で、4~5月頃に摘み始められ、11月までの期間にアッサム茶がつくられています。

特徴としましては、澄んだ濃いめの紅色、深みのある香りと濃厚なコク。タンニンが他の紅茶に比べて1.5倍多く含まれているため、渋み成分がやや多いですが、ストレートはもちろん、ミルクとの相性も抜群です。

スイーツと紅茶の相性を意識してみるのも、新しい発見があって楽しいですよ。