オタフクソースは10月10日の「お好み焼の日」に合わせ、お好み焼きのポップアップストア「OKO STAND(オコ スタンド)」を7日から4日間の期間限定で東京・六本木のラピロス六本木に開店。「野菜をたっぷり使うお好み焼きはヘルシー食」との認知向上を目指し、5日にストアオープン記念イベントを開催した。

尼神インター「ヘルシーなのに満足度が高い」

同ストアでは、野菜中心に10種類の具材を使った3色の重ねお好み焼き「10種類の具材たっぷりカラフルオコタワー」と、ふわふわ食感のお好み焼きをバンズに見立てた「ジュージュー焼野菜のふわふわオコバーガー」の2品を、ワンコイン(500円)で提供する。

佐々木直義代表取締役社長は「お好み焼きは、栄養バランスが良いヘルシーなメニュー。若い女性には健康的ではない印象もあるようだが、そのイメージを変えていきたい」と意気込みを示した。

イベントではダレノガレ明美(左)、尼神インターがお好み焼きを試食

ゲストにはモデル・タレントのダレノガレ明美、お笑い女性芸人の尼神インターが登場。「お好み焼きはダイエットに不向きと思っていた。野菜がたっぷり取れることを知り、見方が変わった」(ダレノガレ明美)、「私たち関西人は、お好み焼きを週に2~3回は食べる。ヘルシーなのに満足度が高い」(尼神インター)と語った。

同スタンドで2品も試食し、「見た目がおしゃれ」「生地はふわふわ、野菜はシャキシャキでおいしい」と、女子トークで会場を盛り上げた。

東京のお好み焼き店でカープファンが観戦

オタフクソースは9月21日、プロ野球観戦会を東京都内のお好み焼き店で開いた。同社初の試みで、10月10日の「お好み焼きの日」に先駆けて、お好み焼きの需要を喚起する狙い。広島東洋カープの北別府学元投手をゲストに迎え、トークセッションなどを行った。店内規模に応じて、カープファン25人が来場。カープが得点を決めると、店内は熱気と歓声に包まれた。

お好み焼きを食べながら試合観戦を楽しんだ

10日1日には、東京都内のお好み焼き店103店舗で大規模キャンペーン「東京お好みラリー」を実施する計画で、消費者にお好み焼きの魅力を訴えていく。

◇日本食糧新聞の2017年9月29日号と10月13日号の記事を転載しました。