栗山米菓は、健康志向に対応し、「健康を気づかった商品」を拡充する。4日に間食健美シリーズ「タニタ食堂監修のおつまみ」の新味〈ゆず胡椒味〉を、11日に豆乳でもち米を炊き上げた生地を使用した、からだ想いの甘味おかき「豆乳おかき〈あずき〉〈みたらし〉」を発売。

同社では、「糖の吸収をおだやかにする。」米菓初の機能性表示食品「大麦のチカラ」や「間食健美」シリーズなど健康を意識した商品を発売してきた。

「タニタ食堂監修のおつまみ」は、「からだ想いの満足おつまみ」がコンセプト。ついつい食べ過ぎてしまう酒のつまみを、ヘルシーに食べられる商品として開発した。タニタの監修で食物繊維が豊富な大豆とおからを使用するとともに塩分控えめで、カロリーも1個装84.5kcalに仕上げた。

新味の〈ゆず胡椒味〉は、パリパリとした食感のあられに、ユズコショウを用いたパウダーで味付け。また、タンパク質を豊富に含む黒大豆をミックスした。21g×4袋。NPP(参考小売価格230円前後・税抜き)。

「豆乳おかき〈あずき〉」

「豆乳おかき〈あずき〉〈みたらし〉」は、通常は水でもち米を炊くところに豆乳を加えた。豆乳で炊くことで、うまみが引き立つ、ふんわりとした食感に仕上げた。カロリーは1個包装20g、100kcalを実現した。味わいは、和風甘味の〈あずき〉と〈みたらし〉を用意した。20g×4袋、NPP(同230円前後)。

◇日本食糧新聞の2017年9月4日号の記事を転載しました。